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3人の最後に選んだ曲
先日ふとメンバーのみきをのスペースを聞いててああ今最優先で書くべきnoteはりるむーんの話だなあと思ったので、中学時代思い出振り返り記事もまだ終わってないのですがりるむーんの話を。
(元々りるむーんの話も書くために演者垢と繋げて開設したnoteなので)
今回は12月19日DFA30分枠の裏話?というかセトリで自分が提案した曲についてのお話です。
基本的にりるむーんのセトリは3人で出演する通常イベントの場合1人1つずつ新曲を出し、提案メンバーが曲責(ポジションや歌割り作成)するパターンが多いです。2020.11月〜2月のSGRがまさにその典型例。
※大会、30分や1時間などの長時間枠、卒コンとかはまた色々違います。共通してるのは常に民主主義。
新木場の時は2人だったから特に相談もせず1人1曲ずつ出したら夢幻クライマックス→初日というラストにふさわしい神セトリが誕生したけど。
で残り時間から逆算しつつバランスやその時のセトリのコンセプトに合わせて既存曲を入れたり(余裕がある時は更に新曲入れることも)、場合によってはソロやユニットを入れたりもして1つのセトリを組んでます。
ちなみにSGRの例で行くと
SGRvol.71→ウィンブルドンへ連れて行って/SKE48
SGRvol.73→SHOUT/真っ白なキャンバス
SGRvol.77→ A INNOCENCE/ZOC
DFA Xmas SP1→詠み人知らずの青春歌/わーすた
が私の提案曲でした。
今回の主題はこのSGRvol.77の選曲から繋がるお話しです。
基本的に自分が好きだったり踊りたい曲を選ぶのですが、A INNOCENCEを出す回はかなり迷いました。
その時点で1時間公演をできる事が確定しておらず、ピューロ卒コンも私が当時参加資格無かったため、もしかしてこの2月が3人で踊る最後の機会かなあなんて思ったりしてたのです。だから今りるむーんが終わりになるかもしれない時に3人で最後に踊るべき曲って何だろう?自分が好きな曲は最悪ソロとかで消化できるから何か意味のあるものを選びたいなってかなり吟味しました。
その時点で48は全没にしました笑(ex思い出以上、純情主義、雨のピアニスト、純愛のクレッシェンド、キャンディー)初日は唯一最後まであったけどもっと特別なタイミングでやりたくて出し惜しみして没。
他にもファイナルスコール、夢幻クライマックス、グレープフルーツムーン、YOZORA辺りが最終候補だったかな。
°C-uteは単純にあんまり時間に余裕が無い中で難しいダンスを自分ができる気がしなかったので断念。
グレープフルーツムーンとA INNOCENCEで迷ったけど、歌詞の内容や深さなにより私達3人にとってのりるむーんってこういう場所なんじゃないかなって思ってA INNOCENCEにしました。
カットした2番を含め歌詞が凄く良いので歌詞も是非注目して頂きたい。
https://twitter.com/miorin_1203/status/1358395827060830211?s=21
歌割りも個々のイメージというか雰囲気とかに当てはまるようにいつも以上に凄く拘って作りました。提案する時点でこのパートはこのメンバーって割とイメージ固まってたから全然悩みませんでした。動画なさすぎて振り起こすのはめっちゃ苦労したけど。前奏で数時間かかったレベル。あ、歌割りや移動優先した結果1回目のサビのセンター自分にせざるを得なかったのだけちょっと不満(笑)あの部分のセンターをりさちゃに出来れば100点だった。
https://twitter.com/miorin_1203/status/1379058622345273344?s=21
イベント終わってA INNOCENCEの動画Twitterに載せたらいつもより反響あって嬉しかったし、1時間公演でもZOCかなり好評でA INNOCENCEが1番好き!って言ってくださった方も居て凄く嬉しかったなあ。
それまで何となく自分がやりたい曲ってマイナーだったり盛り上がる系じゃないことが多いからあんまり万人受けしないし良くないんだろうなみたいな自負が割とあったからこそ最後の最後で好評で嬉しかったってのも本音でした。
さて、そんなこんなで(選曲的に)自分の最高傑作を出した半年後もう一度今度は本当に3人で終わる最後の曲を選ぶ機会が有りました。新木場の前にセトリ出してたぐらいの時系列だったかな。
選曲する理由や意図は前回と同じなのですが、それをもう一回って割と頭抱えました。ネタ切れしたにちょっと近い心理。前回のA INNOCENCEが凄く良かったからこそ妥協して選びたく無かったのもあったしね。
候補は10年桜、抱きしめちゃいけない、春1番が吹く頃、引っ越しました、心の端のソファー、三日月の背中、卒業旅行、Seventeen、夕陽を見ているか、永遠より続くように、ファイナルスコール、グレープフルーツムーン、春花火などなど…悩んだ結果色々出しすぎて分からなくなった。
先にりさちゃがエンドロールを出してくれてたから、春花火は湿っぽくなりすぎるかなって外したり、10年桜やファイナルスコールはチームの雰囲気的にあんまり地上系や力強い元気すぎるのはちょっとしっくりこないしみたいに消去法で消していってかなり絞って頭を整理しました。あとは初見で観た人がどうかなって辺りも含めて。
卒業旅行、グレープフルーツムーン、三日月の背中はかなり最後まで詠み人知らずの青春歌と天秤にかけて悩みました。
グレープフルーツムーンはどちらかというと始まりっぽいし、卒業旅行は振りがないし…とか色んなバランスも吟味しつつ本家のメンバーが卒業するラストシングルの詠み人知らずの青春歌に惹かれてこの曲を選びました。
詠み人知らずの青春歌は夏の歌なので真冬に踊って大丈夫かなって懸念は若干あったけど、ガッツリ卒業とかラストって出すんじゃなくあくまでも自然にもう戻らない青春のひとときの尊さみたいなのを描いている世界観が素敵で好きでした。あとは曲の雰囲気的にも柔らかい繊細な感じだからメンバーの雰囲気に合うかなって感じで。
歌詞的に恋愛の話ではあるんだけど個人的には恋愛のイメージ0で好きな人=アイドルとしての夢(自分達はりるむーんの活動)は大好きだけど中々振り向いてくれない、だけれども今しか体験できない青春の足跡を振り返って辿る歌ってイメージで踊ってました。
イベント終わって2ヶ月経ってからこの曲は自分の中学3年の夏休みじゃんって気づいたら恋愛的なイメージの解釈もやっと腑に落ちましたが(時差&遅い)←
個人的にはみきを&みおりんでりさちゃを送り出すイメージに近い感じで歌割りとかを組んでます。
歌い出しと落ちサビは敢えて2人に割り振りしたり、♪季節が背中押してる〜は1期のりさみきがシンメになるように作ったり。
落ちサビ♪琥珀色染まる君が何かいつもより可愛くてちょっと戸惑ったけど〜は元の場所から離れる子が外の世界に進む故の可愛さ(アイドルが卒業する時に綺麗になる話)で当てはめてて送り出す側の自分で、その後はりさちゃパートで♪青春は矢の如し迷ってられないで真っ直ぐ決めた道に進むことを表す。
歌割やフォーメーションはこんなことを考えながら作りました。
https://twitter.com/usaitamajp2/status/1477967574956912643?s=21
2番後の♪夕立軒先が〜は好きだけど時間の関係上いられなかったのが残念。
3人で踊りたい曲と自分が単に好きな曲ってちょっと違うんですけど、踊ってコピーしてきた曲ってやっぱり大切だし聴き返した時に思い出になります。
今でもこの回(12/19)の動画はよく観てて、お気に入りのステージです。
もう自分がステージに立つことは恐らくないんですけど、昔踊った曲を聴いて歌詞の意味とか昔の自分に重ねたりして振り返って良さを再認識しています。
アイドルソングも神曲ばかりであの曲踊りたいなんて思う今日この頃なのでした。