争いの連鎖
戦争・内乱など、
世界中の武力紛争に武力をもって介入し、戦争根絶を目指す。「平和のための武力行使」という矛盾を抱えたガンダム00を、物凄く一生懸命観ていた。
争いの連鎖を断ち切るために、圧倒的な武力を行使するガンダム四機。
それぞれに忘れられない過去と自己矛盾を抱えながら平和を願って…。ガンダムシリーズの中で、私はガンダム00が一番好きだ(他のシリーズはちゃんと全部観たことがない、ガンダム00ばっかり観てる)
オープニング曲がL'Arc~en~Cielでさらにうれしい。監督である水島精二が好んで聴くアーティストがタイアップされたことも、作品との強い繋がりを感じた。歌詞とアニメのシーンが合いすぎている。伊藤由奈のtrust youは号泣必至で、いま思い出しても目頭が熱くなる。(※敬称略)
自分としては異例なことながら、アニメ雑誌、ドラマCD、劇場版は公開日に映画館へ赴くという熱中ぶりだった。高校三年生。受験勉強なんかを疎かにし、最もアニメを観ていたのは高校三年生から卒業後。
運命の女神(フォルトゥナ)は何を思ったのかこの時期にヱヴァンゲリヲンの再放送を地上波で流した。将来への葛藤を助長させてどうする、逃げちゃだめだ…逃げちゃだめだと…自分に言い聞かせながら。
息継ぎもせずここまで語ってきました。リアルタイムで放送されていた時期の話を多くしすぎてしまいました。ここからは作品の魅力について。
世界中の争いに『武力介入』することで、ガンダムとそのパイロット属するソレスタルビーイングは戦争根絶のために戦いを続けていた…
キャラクターの魅力に迫るなら、ガンダムのパイロットも、ガンダムと対立するキャラクターも人間味があってとても良い。強烈に覚えている台詞も多い。ロックオン(CV:三木眞一郎)は、シリーズの始めから30代だった。だからシリーズが進むにつれてどんどんおじさんになっちゃうし、どんどん老けていくけど、優男ぶりとお兄ちゃん的立ち位置が私にとっても永遠にお兄ちゃん。荒ぶるハートが止まらない。なんだか私の心が現実から離れてきた。
グラハム=エーカー(CV:中村悠一)がの台詞が腐女子ならびにコアな性癖を持つ視聴者を狙い撃ちにしていて、なんか好き。
刹那・F・セイエイ(CV:宮野真守)の「駆逐する」も、ティエリア(CV:神谷浩史)の「万死に値する」も界隈では流行語だった。
全く関係ない話になりますが、バナナインパジャマが着ているストライプ柄のパジャマがどうしてか好きで、今日はそれを着ている。だからちょっとご機嫌。
バナナインパジャマ参考