【錦糸町内科ハートクリニックPart1】胸痛・動悸など、緊急度に応じて診察前に検査に回す問診の作り方とは!?
吉永
フリクシーの吉永です。
三原
フリクシーの三原です。
よろしくお願いします。
吉永
今回は、錦糸町内科ハートクリニックという、東京の錦糸町にある総合内科・循環器内科・呼吸器科のクリニックを紹介したいと思います。
前回少しお話しましたが、私の研修医の時の上司の先生でして、お世話になっています。
私が新卒で病院に勤めた、浦安にある東京ベイ・浦安市川医療センターという、内科を幅広く扱うところで、アメリカ帰りの先生や有名な先生が立ち上げられた病院でして、やる気のある先生たちが数多くいらっしゃいました。
三原
実は、子どもが小さいときに入院したことがあって、そこでお世話になったことがあります。
すごく皆さんシャープな受け答えをしていただいて、非常に安心感のある病院で、全く余談ですけれども、個人的にすごくお世話になった印象ですね(笑)。
吉永
今回は、3つ特徴を初回したいと思います。
まず1つ目が、緊急度に応じて診察の前に検査に回す部分を作り込まれていますので、具体的に紹介したいと思います。循環器内科は心臓のことを扱うクリニックですので、緊急性が高い病気が多いですね。
また、検診やワクチン接種、コロナを含む抗体検査を積極的にやっていらっしゃいまして、自費のものも含まれていますので、価格を事前に提示して患者さんが事前同意をしてもらうという問診の活用もしています。
最後に、一般的な風邪や熱の総合内科の部分も作られていまして、個人的には分量と、もれなく聞く選択肢と共に、ここに関しては決定版と言っても過言ではないと思っています。
内科の先生の参考になる部分も多いと思います。
それでは、見ていきたいと思います。
こちらがクリニックのホームページですね。
実は、ホームページを変えられて、さらにおしゃれになっています。錦糸町駅から直結です。
三原
おしゃれですね。
吉永
では問診の方も見ていきたいと思います。
初診と再診で分かれていまして、初診の方は4つに選択肢が分かれています。
一般外来問診では、最初に今までの病歴や飲んでいるお薬、家族歴などを聞いています。
主訴の問診を展開しますと、一般的な内科の症状とは別に胸痛と動悸の選択肢があります。
三原
単一回答なのは、上の質問で複数聞いたうえで主訴を聞いているんですね。
吉永
そうですね。なかなか難しい所ですが、複数選択肢に紐づけて(下層の質問を)作ることもできます。
ただ、風邪の場合だと咳も喉も鼻水も、と膨大な量になりますので、どういう症状があるか選択したうえで、最もつらいものを聞いてそれに関して掘り下げていくという感じですね。
実際に口頭で医者が診察をする際もこのプロセスを踏んでいまして、患者さんは色んな症状を言われると思いますが、その中で最もつらいところから聞いていくので、それを落とし込んでいますね。
三原
ミニマムだけど深いですね。作り込みのやり方は、たくさん作らずかつ本質的な聞き方ですね。
上の質問がないと、患者さんは1つしか症状を選択できないと困ると思いますので、折衷案というか、スマートな聞き方ですね。
吉永
胸痛を展開しますと、今も胸痛があるかを聞いていまして、今もある場合ですと、このように診察前に心電図検査と胸部レントゲン検査を実施してよいか聞いています。
さらに、保険負担の場合1020円であるというように価格も明記しています。
ほとんどの患者さんが検査を希望するに〇をつけると思いますが、患者さんの希望をあらかじめ聞いておくことで、今まではクリニックの待合室で紙で問診を書いてその内容を診察で医者が見てやり取りをしてから検査という流れでしたが、そこを全部飛ばして検査から入ることができます。
三原
とても効率がいいですね。
特に緊急性の高い疾患の場合、有効性を発揮すると思います。
吉永
じっとしていれば痛くないや動いたときだけ痛む場合は、緊急度の高い内臓疾患の可能性は少し低くなりますので、すぐ検査にはせずに、次の質問に行くようにしています。
ここはメルプのカスタマイズの良さかなと思っています。
動悸に関してですが、今もある場合には不整脈かどうかを見るために心電図検査だけを表示しています。こちらも価格を明記しています。
三原
価格が明記されているのはいいですね。
吉永
胸痛と動悸で違いがありまして、胸痛は心臓疾患と肺の場合がありますのでレントゲンも聞いています。
必要最低限、もれなくという感じです。
三原
吉永さんの好きそうな問診ですね。ミニマムですね。
吉永
そうですね笑。
動悸が今はない場合、さらに細かく聞いています。
ここは、動悸のリズムを擬音語で質問していて、面白いですね。
頻脈、徐脈で疾患が変わってきます。リズムが乱れている場合は不整脈で、緊急度が少し高くになります。
三原
この聞き方はメルプならではなので嬉しいですね。
吉永
緊急度が低い(今は動悸がない)場合ですと、あったときの症状を聞くことが重要ですので、詳しくその時の様子を聞いています。
今もある場合は緊急度が高いので心電図検査をして客観的な証拠を、という使い分けですね。
こちらは検査して分かるので、他の質問はしていないですね。
三原
医者の意図が分かる質問ですね。しなくていい質問はしない、というのは合理的ですね。
吉永
さて、こちらがダミーで回答した患者一覧になります。
緊急で赤背景になっているものは、胸痛と動悸に緊急を設けていますので、一覧で分かりますね。
例えばこの山田さんの問診詳細画面を開くと、上に緊急のマークがつくのと、どの回答が緊急なのかが赤文字で表示されます。
そうすると、医院側は検査が必要なのですぐに回す、ということになります。
三原
緊急ボタンをしっかり使っていただいているのは嬉しいですね。
あまり緊急の赤文字をいっぱい見たくはないと思いますが、分かりやすいですね。
Youtubeでも紹介していますので、是非ご覧ください。
=====================
メルプWEB問診は、全ての電子カルテにワンクリックで連携できるWEB問診です。医療機関側で自由に問診をカスタマイズできますので、自分好みの問診をいつでも作成できます。ぜひ、一度ご覧になってください。
▼無料デモはこちらから
https://monshin.melp.life/#demo
また、一般ユーザー向けには、受診する診療科と緊急度を1分でチェックできる「メルプAI受診相談」を提供しています。ぜひ、一度試してみてください。
▼メルプAI受診相談はこちら
https://www.melp.life/