【チルドレンクリニックPart2】下痢やおむつかぶれはメルプの写真送信機能を活用
吉永
次は写真の活用です。
下痢の質問を展開します。
早速出てきましたけれども、下痢の症状についての質問の後で、「下痢の写真を添付してください」となっています。
下痢に関しても、いつごろからか、何回か、便の色など詳しく聞いていますね。
「どのような便が出ますか?」で、便のスケールがありまして、患者さんが思う下痢みたいな便の中でも分類されているので細かく聞いています。
便の臭いについても聞いています。
三原
臭いも関係ありますもんね。
対面で先生に「どんな便ですか?」と聞かれると選択肢が分からないので自分なりの答えを返してしまうんですが、網羅的に選択肢があると的確に伝えやすいですね。
吉永
そうですね。選択肢でも聞いた後に、下痢の写真があれば添付してくださいというように、更に客観的な情報をとっています。
便に血が混じった場合、医療用語で血便と書きますが、その写真も添付をお願いしています。
おむつかぶれに関しては、お母様方は程度が酷いと思って駆け込んでくる場合が多いと思いますが、おむつかぶれも重症度がいくつか分かれているので、客観的に写真を撮ってくださいという風にしています。
皮膚のブツブツも、写真を添付する部分があります。
三原
写真を添付できるメルプの特徴を上手く使っていただいている良い事例ですよね。
スマホで簡単に取れて、添付も楽にできるのでぜひ使っていただきたいですね。
吉永
管理画面から、患者さんが送った写真を見ることができますので、事前に確認することができます。
以上、3つ目の特徴、写真の活用についてでした。
吉永
4つ目、ピンポイントですけれども「首や足の付け根のグリグリ」という選択肢があります。
擬音語を用いた選択肢は見たことがなかったので、個人的に気になりました。
三原
医師から見ると変わった聞き方だと思うんですが、私はどちらかというと患者さん、一般人側なので、一般人から見るとこう表現していただいたほうが「こういう書き方でも良いんだ」というフレンドリーな感じがします。
患者さんに聞く際に平易な言葉で聞くことができるよう変換できるのがメルプの良さだと思っているので、子どもが言いそうな言い方で書く、というのはフレンドリーな印象を与えますね。
吉永
質問に関しては自由記述で作れますので、ぜひいろいろ試されてみてください。
ドンドン大きくなっている、という選択肢の表現は初めて見ました。
徐々に、とドンドンは加速度の違いがあると思うので、徐々にとドンドンで、腫瘍等ですと一つの指標になるので、そこを分ける意味でも聞いているのかなと。
私がテンプレートを作るとしたら「いきなり大きくなっている」とかになっていたと思いますが、こちらの方がかなり分かりやすいなと思います。
三原
子ども目線で、聞き方をすごく丁寧にされているなという印象です。
吉永
次に、小児科特有の、低身長の問診と発達相談の問診を開いてみましょう
ここも、自分で記入するタイプと質問に添って回答するタイプがありますね。
低身長は出生状況やご両親の身長なども関わってきますので、そこから情報を記入していただいています。
ご両親の二次性徴(思春期の発育)について聞いているのも、詳しく情報を聞かれているなという印象です。
三原
ここまで聞かれたことないですね。
親の成長期が子供に当てはめられるからですかね?
吉永
私も医学生で習ったとき以来なのですが(笑)、 確か疾患によっては、遺伝の要素もあったと思います。
お知らせ配信機能をうまくつかっていただいていて、聞いている理由を説明しているのがフレンドリーですよね。
三原
漠然と聞かれるよりもなぜ聞かれたかが分かったほうが、聞かれる側としては嬉しいですね。
吉永
そうですね。
こちらはお子さんの二次性徴についてですが、男性ですと陰部の変化や喉ぼとけなどについて聞いています。
三原
声変わりは対面でも答えやすいと思いますが、陰部の変化などは問診の段階で1人で回答するほうが患者さんにとってもいいかもしれないですね。
お子さんと来る際に口頭で相談しにくい・説明しにくいということもあるかもしれないですね。
吉永
女性の場合は初潮や乳房の発育についてかなり細かく聞いていますね。
母子手帳で成長曲線を記入するよう言われると思いますが、記入している方はそれを持参するように、記入していない方はサイトからダウンロードして記入するようアナウンスしています。
Youtubeでも紹介していますので、是非ご覧ください。
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