自分のモチベは自分であげる
ある日、面談していた部下が「仕事に対するモチベーションが上がらない」と言ってきた。
なので、
職場環境のせいか、
業務内容のせいか、
人間関係のせいか、
つまり、こちら側である程度改善できる可能性が高い、
「外的要因」によるものか気になったので聞くと、それらのせいではないという。
となると、力不足で大変申し訳ないけれど、こちらではもうなんもできないなと思ってしまった私だ。
なぜかというと、昨今、「アンガーマネジメント」や「フキハラ」なんて言葉を耳にする機会が増え、「自分の機嫌は自分でとる」のが当たり前のこととして広がりつつある世の中。
私の中では「モチベーション」も外的要因で落ちざるを得ない状況や場合を除いたら、それは機嫌と同様、本人の問題と思っているから。
ここだけの話、私は仕事にやる気なんかなくてもいいと思っている。
というのは、私の中で仕事はあくまで生活するお金を稼ぐための手段でしかないからだ。
極論だが、できる限り定時までの間に、給料分、やるべきことを、ミスなく、効率よく、やる、だけでいい。
なので、モチベーションややる気がなくても、仕事さえきっちりしてくれれば私としては言い方は悪いがどうでもいいと思っている。
本人の問題でモチベーションが上がらないからとミスを繰り返す人は、それを人に言う前にどうすればモチベーションが上がるか、モチベーションを上げるために何が必要か考えてみては如何かと思う。
外的要因でモチベーションが上がらないのであればそれを是正するよう働きかけるようにすればいいし、
内的要因なら自分のことを見つめ直してみればいいと思う。
モチベーションが上がらないからとただミスを繰り返すだけなら、職場でのその人の評価はそこまでではないだろうか。
それは本人にとっても職場にとってもマイナスでしかないのではなかろうか。
自分の機嫌は自分でとる。
自分のモチベは自分で上げる。
私なら自分のモチベーションは自分で上げる。
もし上がらなくても、仕事は給料分きっちりこなす。
どうモチベーションを上げているかというと、たとえば、仕事で稼いだ金で欲しいものを買うとか、美味しいものを食べるとか、自分にご褒美方式である。
目の前ににんじんをぶら下げるのだ。
これは、決してそうしろと言うことではなく、そうしてみたら如何か?という提案。