見出し画像

あしたもいい日

特別でなく贅沢でもない。かっこよくもないし小さな日常、ずっと続く日。

カメラを向けると空も花も空気も、悲しいことだって、あっこれいいな!に変えてくれる。

写真を撮ったり、見直したり、創造したり。そんな時間が今とても楽しいです。忙しくとも純粋に心が動く毎日を積み重ねていきたいと思います。

私にとって写真を撮るってなんだろう。

暮らしの中の他愛のないお喋りのようでもあるし、小さな感動を心のまま話すようでもある。もっと言えば受け止めきれない変化をそのまま吐き出せる、そんな自分とのコミュニケーションだと思うのです。

そして、自分の今を応援しているという気持ちにもなれます。取るに足らない日常かもしれないけど写真を撮っていると言葉で上手く共有できないモヤモヤも、光や影や色をいっぱい見つけていくうちに心穏やかにまとまっていく感じがします。

好きなことをするって、自分だけじゃなくそれが誰かの応援や励みになることもあります。noteで皆さんの記事を読むとそう思います。

忙しさって奴。振り回されるとなかなか自分の暮らしを見つめる余裕がなく、ありのままの自分がぼやけてわからなくなったり、通常通りができなくなったりすることもありますよね。私もときどき。

そんなときでも、落ち込んでばかりはいられません。どんどん日常は過ぎていきますし。生活感いっぱいの自分らしい時間を早く取り戻して抜け出すしかない。

身近なことにせっせと目を向けて、いちいち落ち込んだり悲しむことはないぞー!!と思うのです。

写真を撮ることの意味はわからないけど悲しい失敗も、夕方電気をつける元気がないときも、子どもがいたずらをして怒るときも。その前に、待てよ。カメラカメラ。とその現実をパシャリと撮る。

そうするとしょんぼりしていても、怒っていてもなんだか楽しい、笑ってしまうのです。

写真は撮らないより撮ったほうが私は楽しい選択ができる。シンプルにそれだけ。

私の暮らしのほとんどは両手を広げたくらいの小さな生活。なにかいいこと探したいと思ってもう少し手を伸ばしてみると。

小さなしあわせがたくさん。

私の足先をチロがペロリッとなめ逃げして笑うこともある。夏の野外発表会に向けてウクレレ練習に励んだり。気になってた道端の花の写真を撮りに出かけて満足したり。明るいうちにお風呂入ってくつろいだり。数えるときりがない。

小さなしあわせ。
だけど結構しあわせ。

新玉とか新じゃがとか見るだけでなんとなくもう美味しいなにかを作った気分になる。

そんな私に、料理好きなひとり暮らしのおじいちゃんがレシピを書いてくれました。

ポテトサラダ作るとき、まずどうする?
即座に「皮むく!!」と答えた私。
あぁぁ…  ダメッ と苦笑いされて。
主婦歴ん十年の私に愛情たっぷりのダメ出しと超簡単レシピを教えてくれました。

言葉では伝えられない感謝の気持ちで胸がいっぱいなることもある。娘のように接してくれた人との辛い別れもある。日常はドラマティックな出来事の連続。話す人も時間もなくても私の心に積もっていくし、時間は流れていく。

他人にはどうでもいいと思われるあんなことこんなことかもしれないけど、他愛のない日常から元気をもらったり元気がなくなったり色んなことを感じている。

今日もゴミ出し忘れるし、大切な人の誕生日忘れるし、色んなこと出遅れるし、だけど誰かのようじゃなく私らしい日常を積み重ねていきたいなぁって思います。

傍にいても、離れていても、誰といても、一人でいても、皆さんにとって明日もいい日になりますように。あっもう朝ですね。今日もいい日になりますように!!

宗田さんの”あなたの推しごと教えてください"に参加します。写真も、文章も、新しい事業も、沢山の好きなことあります。母との同居もはじめて一段と生活にハリが出てきました。推し、色々迷いました。私の中で今これが熱いは何かなぁと思いながらつい欲張って書きました。

よろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!