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【花様年華】”俺たちの教室”ってどこにあるの?

テヒョン 22年3月20日
俺たちの教室。俺は倉庫の教室をそう呼んでいた。俺と兄さんたちとジミン、ジョングク、俺たち7人の教室。

『花様年華 THE NOTES 1』

花様年華の物語は「全てがここから始まった」。7人だけの秘密基地。辛いこと苦しいことを一瞬だけでも忘れて、思い切り笑ったりふざけ合ったりできた場所。壮大な物語の起点であり、終着点でもあるこのアジトの教室。
だけど、私はふと思いました。

・・・つまりそれってどこ??

THE NOTES 1の巻末ページでは架空の都市ソンジュの地図を見ることができます。
ですが、少し見にくいので…今回は@Sub_versi0n様から許可をいただき、ソンジュ市の美しい地図を貼らせていただきました!
ありがとうございます!

https://twitter.com/Sub_versi0n/status/1393575495695048705

素晴らしい地図ですよね。THE NOTES 1の巻末とHYBE INSIGHTから再構成したそうです。自分のパソコンの壁紙にしているくらい、私はこの地図が大好きです(笑)。
@Sub_versi0n様は、TwitterにてBTSのコンテンツ(特にMVなど)の素晴らしい分析をなさっているので、考察系が好きな方はぜひご覧になることをお勧めします!!

さて。
この地図の中で、ソンジュチェイル中学・高等学校の部分を拡大してみましょう。左上がソンジュ財団、真ん中がソンジュチェイル高等学校、そしてその下がソンジュチェイル中学校です。学校の敷地内にはその他にもいくつか建物が並んでいますね。

これらの建物のうち、どこに倉庫の教室があるのでしょうか。花様年華においてとても重要な場所なのに、それが分からない…。長いこともやもやしていたこの問題。ついに決着をつけてみよう!ということで、
倉庫の教室の位置関係について言及がありそうなTHE NOTESやゲーム版の記述を、思い出せるだけかき集めてみました(と言っても4つだけですが)!
他にも気付いた方がいらしたら、是非教えていただきたいのですけれど……、そうですよね、これを読む方がいらっしゃればの話ですよね、いやなんかほんとすみませんね(どうしたのかな)

さあ、ここからは推理の始まりです!


①校門の向かい側はツースターバーガー

ソクジン 22年4月19日
「ソクジン兄さん!」声のする方を見ると、ホソクが学校の向かい側にあるツースターバーガーから出てくるところだった。

『BTS Universe Story 花樣年華〈I’M FINE〉境界線上の少年』

これはゲーム版で、校門からジョングクが出てくるのを待っていたソクジンが、ホソクに声をかけられる場面です。ツースターバーガーにいたホソクからソクジンの姿が見えたということ、校門前に立っていたソクジンが「学校の向かい側」と表現したことから、学校の校門はこの緑色の面のどこかにあるはずです(大雑把に言えば)。確かにマンガ版で校門は大通りに面していたようなので、校門はまずこのあたりで間違いないと思われます。

②校門からアジトの教室までの道のり

ユンギ 22年6月13日
たどりついたのはソンジュチェイル高等学校の正門前だった。(中略)校舎の方を見上げた。教室には電気がついていた。俺にとっての高校時代は、こんな明るい教室の中には存在しなかった。夢の中の道は、暗い校庭を通り過ぎて旧校舎の倉庫の教室へと続いていた。

『花様年華 THE NOTES 2』

こちらはユンギからの特大ヒント。校門(正門)からはまず高等学校の校舎が見えるようです。なら校門はこの辺りかな。ちょっと微妙だけど、仮にこの青の部分だとしておきますね。

さらに、ここからアジトの教室まで行くには真ん中の校庭を通り過ぎなければいけないらしいので、この時点でアジトの教室がこのエリアのどこかだと推測することができます。

③左側の小さい建物

テヒョン 22年7月23日
「今は新築の校舎を使ってるだろ?俺たちの時は校門の左側にある小さい建物を使ってたんだ。平屋の小さい建物があるだろう。そこに音楽室があったんだよ」
 俺たちの教室だった。

『花様年華 THE NOTES 2』

テヒョンのおじさんナイスですね。校門の左側というなら…上から見れば校門の右側。ここじゃないですか??

一つ引っかかるのが、「小さい建物」という表現。ここ…「小さい」かな?結構大きいですよね。まあでも、アジトの教室(というか音楽室)が含まれる建物は、かつてはれっきとした校舎だったとしたら、それなりに大きいのが自然だし、「小さい」というのも現在の高校校舎と比べて小さいということでしょう(たぶん)!

④長めの廊下

テヒョン 20年3月20日
 廊下をバタバタと音が出るほど走っては、スーッと滑るようにブレーキをかけて止まった。少し先に、”俺たちの教室”の前に立っているナムジュン兄さんの姿が見えた。

『花様年華 THE NOTES 1』

テヒョンが廊下をバタバタスーッ、バタバタスーッできていた(?)ということはそこそこ長めの廊下があったのだろうと考えられます。校舎の入り口の反対側に、アジトの教室が位置していたのかも。

ここがきっと…「俺たちの教室」…?!


はい。以上でございます…。
着地点を見失い、なんだか盛り上がりに欠けた文章になってしまいました。
そして、ここまで考えたのにこんなことを言うのも変な話なのですけれど、これはただの推測であって正しいとは限りません。そもそも正解などないのかもしれません。なぜなら、おそらく公式様は位置を詳細に設定していないと思うから。

それでも、少なくとも私は、これからソンジュの地図を見るたびに、中央にあるこの一点をいとおしく見つめるようになるでしょう(暇人ですか)。

彼らが共に過ごした時間。花様年華。その時間を閉じ込めたまま、今日もあの教室はひっそりと佇んでいるのです…(それっぽく終わらせてみようとしたけど、うまくいっていないの図)。

お読みくださりありがとうございました!