やりたいことから広がる世界
「平成最後のカタリバ大学」に参加してきました。
https://www.katariba.or.jp/event/14287/
b-labで学生職員をいていたことはあれど、カタリバ大学に参加したのは初めてでした。平成31年4月27日に開催されたカタリバ大学は、今までのカタリバ・これからのカタリバを考えながら平成を締めくくる会でした。
出張授業カタリ場を語る
ゲストは九州の母校でのカタリ場を始めた山田小百合さん。
地方に住んでいると様々な格差に出会う。
「きっかけ格差」何かやってみたいという気持ちが生まれるきっかけの格差。
その問題意識から、母校に電話したり、カタリバ本部に連絡したり。距離の関係で泊りがけのプログラムになったので、同級生の方と協力しながら、周りの宿泊施設やご飯を作ってくれる人との関係づくりをしていた。学校関係者だけではなく、その地域の方との関係づくりをしていたのが印象的でした。
新しいものが生まれる時の行動力に「とても普通のように話すけど、すごい」と感じました。
マイプロジェクトを語る
2018年のマイプロジェクトアワードで文部科学大臣賞を受賞した姉妹のマイプロを聞かせて頂けました。
ヘアドネーションの活動の話だったのですが、大筋まとめられている記事があったので、こちらご参照下さい。
https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/50608/
進路を決めるにあたって、自分の経験から「これがやりたい」と感じて決めることってあまり出来ないと思います。大抵の場合、学校での進路指導で偏差値で志望校を決めるのではないでしょうか。難関校の輩出実績などの関係から周りの大人の意向もあるかもしれません。
少しでも違うことをすると、友達がいなくなり先生も理解してくれない中で、自分のやりたいことを持ち続けることが本当に凄いなと思った。なぜそこまで出来たのだろうと思ったけれど、彼女たちは沢山の人と出会い、応援してくれる人や助けたい人と関わりながら自分たちの想いを大事にしてきたんだろうなと感じました。
「ヘアドネーション」をきっかけに医学部に進学した彼女のように、自分のやりたいことをもとに進路が選べる人が増えるように。その為に、やりたいことなら生まれるきっかけを沢山持てるように、いろんな人と関われる場が必要だ。まず、私にもできることは色んな場所で出会った人と初対面でもそんなことを感じないくらいたくさんの事、真剣なことを話せるようになることだと思う。