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恋の痛み
本当に久し振りにリサ・フィッシャーのCDをセットして聴いた。
これまで気付かなかったが、いじらしい日本語で
「ごめんなさい 愛してます」と言ってから歌い始まる曲があった。
How can I ease the painである。
恋心なんてもう昔のことで化石のようになっていると思っていたが、
曲に浸るとヒリヒリと痛い恋の迷いの思いが蘇ってきた。
恋は駆け引きだし、勝ち負けだし、本心を小出しにしたり疑ったり
何気ない一言に傷ついたり後悔したり、
自分が自分でなくなる異常な精神状態なのだ。
ごめんなさい 愛しています
どうしたらこの別れの痛みが癒えるのかしら
あなたが立ち去っても あなたの温かみはここにある
辛くて 私が私でなくなりそう
ただ 膝を抱えて痛みに耐えるだけ
貴方がまた戻ってくるとなったら
この心の痛みは和むのかしら
私は貴方を純な気持ちで受け入れた
でも不安なの 貴方にとっては
ただ奪うだけの愛だったんじゃないかと
もうごめんだわ そんな愛のかたちは
もしそれが愛じゃないなら 貴方はどうして
ここにやって来たのか聞かせてよ
でも私の心がこんなに痛いのは何故なのかしら
ああでも 愛しい人
貴方がコンコンとドアをノックするのを待っている
私ってどうなっているの
これ以上 もてあそぶのはよして
私にすべてを委ねるのか、二度と姿を見せないか
どちらかにして
どうしたらこの痛みが楽になるのかしら