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神の意図
日米の比較アンケート調査で、神の存在について
イエスと回答したアメリカ人が95%、日本人が35%。
死後の存在について、あるとしたアメリカ人75%に対して
日本人は31%であったとある。
国際的なこの手の意識調査をみても、多くのテーマで日本人の
懐疑傾向が突出している。
科学的に立証されないことは信じられないと一見お利口さん風だが、
初詣の熱狂、全国各地で行われている神事の数々、ご冥福を・・
を始めとするお悔やみ言葉は、来世の存在を前提としている。
これは、日本人の習い性の本音と建前の使い分けか。
神が存在するのは当たり前である。
命の原因の水の惑星、地球の地軸23.4度の絶妙な傾き、
月がもたらす潮汐、極め付きは日蝕の壮大なページェント、
命の存在を決定づける数々の地球現象。
これらには意図があり、単なる偶然ではあり得ない。
粘土を買ってきて、人形を作ると意図しなければ、
粘土は永遠に粘土のままである。
死後の世界を信じる人の方が、良い人生を歩むことが
人間心理研究で答えが出ている。
死んだらお仕舞いでは、生きる事すべてが刹那であると、
人生の意味を否定しなければならなくなる。
宇宙の元素に戻るだけで死後なんてない!と言い切って、
死んでみたら死後の世界があったら慌てるし、
前世を後悔するだろう。
無ければ、ないでそれまでのことなので、
リスクからみると死後を信じる方が安全なのだ。