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20年後の私へ-「ラヴィット版クイズママダスを見て感じたこと」-

まずはこちらのポストを見ていただきたい。

こちらは3月4日ラヴィット!放送後に三拍子高倉さんによって投稿されたポストである。
高倉さんは20年前に「クイズママダス」で景品を紹介するはなまるエプロン隊を約半年務めていたが、そこで爪痕を残すことは出来なかった上に司会の斎藤元アナ(現TBS編成考査局員)とうまく嚙み合わないまま卒業してしまったという。そのことが心残りだという高倉さんの「もう一度はなまるエプロン隊をリベンジしたい」というリクエストによってラヴィット!のOPコーナーで「クイズデイリーママダス」として復活し、高倉さんは相方である三拍子久保さん、高倉さんの後任としてはなまるエプロン隊に就任した赤荻アナと蓮見アナ、そしてはなまるマーケットのファンだったという南波アナとともに新生はなまるエプロン隊として景品を紹介していた。

「クイズ ママダス」とはかつてラヴィット!と同じ時間帯にTBSで放送されていたはなまるマーケットのコーナーである。コーナーが終了したという2004年時点では私は小学生だったため、ママダス本家の実際の放送は見たことは無いのだが、今回放送された「クイズデイリーママダス」は斎藤元アナのテンポがいい進行とラヴィット!の大喜利要素が見事にマッチしており、ゲラゲラ笑いながら楽しむことができた。X上でもママダス本家を知っているとされる層かも評判が良かったので、気になる方は是非TVerで見てほしい(配信は3月11日のAM7:59まで)。

※私が上げる「デイリーママダス」の見どころ(これ以外にももっとある)
・ラヴィットメンバーのボケ解答をすべて返す斎藤元アナ
・あくまで本名の古張裕起さんで進行が進むあばれる君
・大根の漢字を間違えたはるちゃん
・ラッピーのお弁当箱で大喜びの丸山さん
・勤続20年でポーズをとる赤荻アナ蓮見アナ
・大山のぶ代版ドラえもんを彷彿させる田辺さん
・りかたんの解答に対してIPPON上げたい川島さんとルールが違うとサラッと行く斎藤元アナ
・南波アナのB’z独唱を微笑ましく見守る斎藤元アナと笑いながら見てる久保さんとニヤさんと完全無表情の赤荻アナ蓮見アナ
・時を超えて絆が深まった新生はなまるエプロン隊
・1/6のあたりを引いて周りの反応とは裏腹に複雑な表情の川島さん


この放送を見て私は1つ感じたことがある。
それは自分の後悔や心残りにどう折り合いをつければいいのだろうかということである。
高倉さんは新生はなまるエプロン隊でリベンジを果たしたことにより、「肩の憑き物が取れてスッキリした」「もう思い残すことはない(夜明けのラヴィット!の月曜日アフタートークより)」という旨の発言をしている。テレビの生放送なので多少エンターテインメントは含まれていると思うが、そう話す高倉さんの表情はとても晴れやかだった。
だが、すべての人に後悔や心残りに対するリベンジの機会が与えられるわけではない。ましてや20年経ってからリベンジの機会が与えられる人はそう多くはないだろう。その場合、ゼロになることがない後悔や心残りにどう向き合っていくべきか未だに納得のいく答えが導き出せていない。
だからこそ自分のことを長所から短所まで深く知り、その上で今を全力で生きるしかないのだろう。こうすることで後悔や心残りと向き合う強さを身に着けることができるのかもしれない。
20年あれば人は変わる。年齢はもちろん見た目も過ごす環境も考え方もできることもできないことも。だからこそ長い年月をかけて自分の弱さや後悔、心残りと向き合う強さを身に着けていきたい。

デイリーママダスがまた見られる日と自分が少しでも強くなったっと感じる日が来ることを願って。

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