〜サマーシェイド〜 夏はゆく いくつかの想い出を残して
暑さもまだまだキビシイ折り、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ウチのまわりも朝晩は多少、秋を感じる様な気もします。
夏はゆく いくつかの想い出を残して
夏はゆく いくつかの涙を散らして
いかがです? この夏の思い出・・なにか出来ましたか。
まあオレなんぞは、クーラーの効いた部屋から
一歩も出られずに、それでもアジ〜〜〜〜〜〜
と、唸ってるだけなので、な〜んの思いでもあるわけ無いのですが。
それでもクーラーと言えばステキな思い出がひとつ・・・・・・・
♫ ピンポ〜ン
ー ハイどうぞ〜 ー
「え〜っと○○というモノです。エアコンの設置に来ました」
ー ハイ上がってください ー
暑い盛りに2Fの部屋のエアコンが壊れてしまい
某大型量販店に注文したのだった。
「すでにエアコンの本体は届いてると思いますが、どこですか?」
ー ここにあります ー
「で、設置場所はどこですか?」
ー 2階の部屋です ー
「じゃあお客様が運んでくださいね」
ー それがあの〜 オレ腰痛が酷くて
日頃からコルセットしてる状態なので
これを抱え上がるのが難しいのです ー
「そうですか、でも設置場所までの移動は
お客様が自分でする決まりですよ」
ー そうなんですか?
だとしてもせめて一緒に持ってくれませんか? ー
「そんな事より2階のどの部屋です?」
ー あっ!サッサと上がって・・・ちょ,ちょっと待って〜 ー
「あ〜ココですか」
ー そうです。今あるのが壊れたので、
それを処分してもらって・・ ー
「フンフン・・・え〜っとこの室外機をコッチにどかして
そしてコッチに新しいのを入れて・・・」
ー どうですか? ー
「フンフン・・・え〜っとお金掛かりますけど」
ー 処分代でしょ。某大型量販店に注文した時
直接Telがあって、工事の日程決めて、それから
工事費は本体価格に入っているけど
処分代が8000円掛かるってのは聞きました。
それは用意してますよ。 ー
「いやいや、それとは別に掛かりますね〜
まずこのベランダに置いてある他の室外機をですね。」
ー はあ・・・それはスタジオ用のやつで処分しないやつですけど ー
「これを一度動かしてからじゃないと処分するのが
出せないので、移動させます」
ー はあ・・・・・ ー
「それで○万○千円です」
ー はあ・・・・・・・ ー
「で、処分するヤツを出します。これで○万○千円です」
ー はあ・・・・・・カ~ツ・・・・ ー
「そしたら新しいのを置くのでそれで○万○千円です」
ー はあ・・・・・・カ~ツ、カツ・・・・・・・・ ー
「そしたらこの処分しないスタジオのを元に戻します。
それで○万○千円です」
ー はあ・・・・・・カ~ツ、カツカツ・・・!!! ー
「まあ〜あとは細かいのがあるかもしれませんがね」
ー するってえと・・・なんだ・・・アンタ
都合いくら持って行くつもりなんで? ー
「そうですね〜 え〜っとちょっと上司と確認して来ましょう。
チョット失礼」
ー ・・・・・・・・・・・・・・ ー
「え〜っと8万ですね」
ー ほ〜そりゃあ ス・テ・キ なお値段ですな〜
「じゃあ始めましょうか」
ー カ〜ツ、カツカツカツカツ・・・・・ ー
「え〜っと本体を自分で運んでください」
ー チ〜っとばかり待っておくんなさい
これ本体価格6万と8千円ですぜ ー
「そうなんですか?」
ー それがなんだぁ〜? 室外機をアチコチさせるだけで
8万!たあ!魔法のようじゃねえか!?
「処分代があるので8万8千円ですね」
ー ホ〜〜〜〜〜〜〜〜そいつぁ〜スゲ〜や
某大型量販店とTelで話した時ゃあ
8000円ポッキリだとしか聞かなかったけどな ー
「さあ」
ー 兄さんよ、アンタ高田渡のこんな歌ぁ知ってるかい?
♫ ギャラよ〜り〜高い 交通〜費〜 ♫(鯉のぼりのメロディーで)
こいつぁ〜さしずめ
♫ 本体よ〜り高い 設置〜代〜 ♫(字余り・・スマン)
ってぇ〜とこじゃねえか! ー
「さてそんな歌 知りませんけど〜
どうします? やめますか?」
ー 8千円なら持っちゃいるが
8万8千円を「ハイそうですか」と
払うヤツがいるとでも? お〜ん? ー
「でも取り付けないと困るのはそっちじゃないですか?」
ー しんぺえすんなって、
ウチの息子は取り付けの資格を持ってるのよ
息子に来てもらわ〜な ー
「ふ〜ん、じゃあ帰ります」
ー しかしアンタもせっかく来てくれたんだ
名刺の一つも置いてってくれ ー
「いや名乗るほどのモノじゃないですよ」
ー さすが〜 奥ゆかしいね〜
じゃあどこの店の人なんだい? ー
「いやいや名乗るほどの店じゃあないですよ」
ー ほ〜益々奥ゆかしいね〜 福岡市内かい? ー
「いやいやいや場所なんて言える程じゃないですよ」
ー そう言や〜ウチの息子で思い出したが
アンタ、取り付けの資格なんぞは見せてくれね〜かい?
さぞかし長いことやってんだろうね ー
「いやいやいやいや見せるほどの事はあ〜りませんよ」
ー アンタ、帰り支度がやけに速え〜じゃぁねえか!
まあゆっくりして行きなよ ー
「取り付けしないんなら帰るのは当たり前でしょ」
こうして彼は去って行った、ひと夏の思い出として・・・
ー 閑話休題 ー
前回、正やんの「ほんの短い夏」に続き
夏の終わりを歌った曲、「サマーシェイド」です。
オリジナルはあの「クリスタルキング」!
「大都会」を含むファーストアルバムに収録されてます。
作詞作曲は我が大学の先輩でもある「金子裕則」さん。
すごく良いメロディーでしょ!
Aメロの展開とか考えつかないですよ!
コード進行も凝ってます。
で、今回、サトウの歌い方がいつもと違う!
って気が付きました?
かけましたよ「ビブラート」(^_^)
初めての試みです。
今までまったくと言って良いほど「ノンビブラート」
だったのですが、クリキンの「マー坊」さんと言えば
「豊かな声量」と「素晴らしい高音」そして「表現力豊かなビブラート」!
「豊かな声量」も「素晴らしい高音」も無理なので
せめて「ささやかなビブラート」だけでもトライしてみました(^_^)
実は作者の「金子裕則」さんも素晴らしい歌唱力の持ち主で
ビブラートも凄いです!
コンサートで何度かお会いしましたが、金子さんが長崎でラジオの番組を
やってまして「岩切みきよし」さんがゲストで呼ばれた際に
オレもバックとして行きました。
番組中に「みんなで1曲やろう!」っていうことになり
「神田川」を(^_^)急遽やったのですが
金子さんのビブラート豊かな神田川に驚いたのを覚えています。
「こんな神田川もあるんだ!」って本番中にもかかわらず聞き惚れたのを
今でも思い出します。
NSPでは天野さん、平賀さん はノンビブラートですね。
日足のKen君もノンビブラートです。
一方、中村さんはかなりのビブラート使いです。
デビューしたての頃はそうでもなかったと思いますが
オレがライブの撮影に行った時はかなり大胆に使ってました。
途中から歌唱法を変えたのですね。
いつ頃かな? 誰か知ってたら教えて下さい。
さて次回は・・・
何にしようか?
まだまだ夏の歌だな(^_^)
お楽しみに!
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