Telephone Call
久しぶりに天野さんの未発表デモ曲を復刻させるシリーズやりました!
今回はちょっと豪華なサウンドです。
クリスマスイブなのでね(^_^)
お断りしておきますが「Telephone Call」自体は
クリスマスソングではありません。
ただ、デモを聞いた時にクリスマスソングっぽくしたら
似合いそうだな! と、勝手に思いました。
なのでアレンジは「フィル・スペクター」の必殺技(?)
「Wall of Sounds」にしようと考えました。
「フィル・スペクター」と言えば「ロネッツ」でおなじみの
大ヒット曲、「Be My Baby」ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jGS0GAWMXE4
他にもあのビートルズの「The Long and Winding Road」の
オーケストレーションも手がけてます。
「Wall of Sounds」にするには
オーケストラはもちろん
アコギだけでも4人
ピアノも2人
その他、あれこれ複数人
と大がかりなレコーディングになります。
アコギの4人は全員が同じ弾き方をします。
ピアノもまったく同じです。
そうすることによって厚い「音の壁」が出来るわけですね。
日本だと「大瀧詠一」さんがこの手法で有名です。
「君は天然色」や「熱き心に」なんかで
素晴らしいサウンドを作り上げてますね!
で、オレも「気分だけは」この「Wall of Sounds」に
挑戦しました(^_^)
アコギも4本、もちろんメーカーの違うギターです。
ただ、オレの場合は一人で4回にわけて録音しますが
これだと「Wall of Sounds」の意味がありません・・(>_<)
複数人が同じスタジオで同時に弾くので厚みが出るわけで
分けて録音しては空気感が混ざりません。
なのであくまでも「気分だけ」です。
楽器構成は
ドラム、シェイカー、カバサ、トライアングル、タンバリン
ベース、アコギx4、エレキギター、ストリングスx3
ピッコロ、フルート、グロッケンシュピール
です。
ピアノは弾いたけどもう充分だったので消しました。
そしてコーラスはかなり入ってます。
気合いの4パートがそれぞれダブルなので
オレが8人(!)歌ってます(^_^)
ボーカルは一昨日歌い直しました。
以前歌っていたのですが、弱すぎたので
ちょっと声を張りました。
「Wall of Sounds」なのでトータル的に
リバーブが深い方が良いのでしょうが
最終的にはかなり減らしました。
色々やったので天野さんのデモとはかなり違っています。
コードからしてだいぶ変わってます。
でも時にはこう言った音楽的なアプローチも面白いと思いますよ。
それではみなさん! 素敵なイブをお過ごしください!