「就活の軸」について考える【前編】
こんにちは、ぱんと申します。
22卒で就活をしている友達からリクエスト(?)を受けたので、今日は就活の軸について考えていきます。
注意
今回は文字通り「考える」だけの記事なので、いつもの就活記事よりすこしゆるめでお届けします。
この記事の内容には全く関係のない宣伝
この記事の一つ前に「【22卒】私流インターンESの書き方」という記事を書いています。つらつらと書いたこの記事とは違い、けっこう力を入れて書いたので良ければそちらもご覧ください。
就活の軸を考える理由①
「就活の軸」という単語を初めて聞いた人は、
「いやなんでそんなことわざわざ考えなきゃいけないの?業務内容も給与も福利厚生も全部大事だわ」
と思うんじゃないでしょうか。まあ実際私も今でもこう思っている部分があるし、急に軸を一つに決めろってのも難しい話ですよね。
結論から言うと、私は就活の軸をひとつに定める必要はないと思っています。その主張の根拠は「なぜ軸を考えなくてはいけないのか?」に立ち返ることで分かります。
就活の軸をなぜ考えるのか。私は二つ理由があると思っています。簡潔に説明すると一つは企業のため、もう一つは自分のためです。
まず今回の前編では一つ目の、企業のためになる理由について書きます。
それは、企業の面接(や一部企業のES)では「あなたの就活の軸はなんですか?」といった質問が課されているからです。
さらに企業がなぜそんな質問をするかを考えてみると、
・学生の志望度を確認したい
・自社に合う人材を採用したい
あたりの目的がありそうです。
ということは、(身も蓋もない言い方ですが)この二つの条件を満たすような回答をしておけば企業からしたら好印象になるわけです。
例えばゴリゴリの日系メーカーの面接でこれを聞かれたときに「外資系コンサルを中心に見ていて、他にもいろんな業界を幅広く見ています!」などと言ったら間違いなく(あぁ、この学生は志望度が低いな)と思われてしまうでしょう。たとえ本心は違っても、メーカーを中心に受けていると言うのがその企業へのマナーなのかもしれません。
「面接で自分に嘘をつくのは嫌だ!」という人もいると思います。どちらかというと私もそちら側の人間ですが、結局は「面接官が言われたら嬉しい嘘をつくこと」をどれだけ自分に許せるかの程度問題なのだと思います。面接会場に普段は着ないスーツを着て、普段しない言葉遣いでハキハキとしゃべっている時点で100%素の自分ではないわけですし……
勿論自分が頑張ったエピソードを盛ってor捏造して話すとかは倫理的にどうなのと思いますし、内定後にそれが嘘だと分かると虚偽の申告をしたことによって内定を取り消される可能性が出てくるらしいのでやめておいた方がいいと思います。
第一志望以外に「御社が私の第一志望です!」と言うか言わないか問題もよく取り上げられますが、もし「言わない」を選択するなら――それはとても格好いい選択だと私は思います――「嘘でもいいから第一志望って言ってよ、社会人になったらニコニコ嘘をつくスキルが必要な時もあるのになあ……」と思っている面接官には落とされるということは理解していた方が良いでしょう。
虚偽の申告で内定取消の可能性があるみたいな怖い話をしましたが、第一志望だという嘘をついたから内定を取り消されたみたいな話は聞いたことがありません。就活生の大半がやっていることだから許されるみたいなことなんですかね。それはそれで就活の闇を覗いている気もしますが……。
-後編に続く-
最後まで読んでいただきありがとうございます。またどうぞ。
おまけ(という名のこの記事を書いた感想)
過去の就活記事を見返していたら、しっかり書いたつもりのものでも2000字いっていませんでした。
過去の自分はどれだけ知識や書くことがなかったんだろう…と思うと同時に、一記事の文量を減らしてさくっと読みやすくした方が良いのでは?とも思い始めました。というわけで、今回は前編と後編に分けてみることにします。後編は鋭意執筆中です。この前編のタイトルがしれっと「①」とかに変わっていたら、あぁこいつはまた長い記事を書いたんだな、と察してください。
では。
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