30年ぶりに聴くピーター・ガブリエル〜I/O
2022年、Netflix「ストレンジャー・シングス」に使用されてリバイバルヒットとなったケイト・ブッシュの"Running Up That Hill"(邦題:「神秘の丘」)。
Netflixには未加入でドラマは観ていませんけど、ケイト・ブッシュのアルバム"Hounds Of Love"(邦題:「愛のかたち」)をひっぱり出して聴き直していました。
そのケイト・ブッシュが"Don't Give Up"でゲスト参加したのが1986年発売ピーター・ガブリエルの5枚目のアルバム「So」。洋楽ばかり聴いていた学生時代に買ったCDでLPレコードのようにすり減る心配がなくなり当時聴きまくっていましたね。
その6年後の1992年にワールドミュージック風味の「Us」発売。
ちょうど国内外の音楽チャートに疎くなってきたのがこの頃。
今回21年ぶりのアルバムとのことですが、発売情報は知らずネットでレビュー記事が流れてきて、「うわぁ〜、ピーター・ガブリエル懐かしい!」が最初の反応。
ジェネシス時代はリアルで見ておらず、ライブやMVで妙なパフォーマンスをするオッサンらしいというのが学生時代の印象。年齢はひと回り少々しか違わなかったのか(笑)
アルバム「I/O」聴いてみました。
Bright-Side MixとDark-Side Mixのアレンジ違いで12✕2曲構成。
曲調は「So」の頃に戻ってさらに丁寧に作られたイメージ。ヘッドホンで聴くと臨場感やときおり響く重低音が心地よいです。
Bright-SideとDark-Sideとは月の満ち欠けを意味するようで、スター・ウォーズのような暗黒面とは違ってしっとり系のDark-Sideなのでご安心を。
何かとギスギスした世の中で「少し落ち着けよ」と言われているようなこのアルバム。"Shock The Monkey"も好きだけど、こういうピーター・ガブリエルもカッコいい。
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