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アラサー独身男子メロスの半生

はじめまして、メロスです。30代前半、独身、限界社畜アラサーです。

去年の夏になんとなく始めたTwitterでは、独身男の日常や婚活のドタバタをつぶやいています。正直、ポスト内容は「これでいいのか大人」というレベルですが、意外にもそんな僕を誹謗中傷せず温かくウォッチしてくれる人たちがいることに感謝しています。期待値は低めでお願いしますね。

そもそもこのnoteを書こうと思ったのは、元同僚のスーホ君からの一言がきっかけでした。「お前の話、笑えるからnoteに書けよ」と軽く煽られた結果、「じゃあやってやるか」という軽いノリでキーボードを叩いているわけです。人生、勢いが大事ですから。そして気づいたら1万字を超える超大作になってしまいました。

そんな僕ですが、簡単にこれまでのことを書くと、大学卒業後は新卒でテレビ局に入社しました。当時の夢はスポーツドキュメンタリーを作ること。「絶対にスポーツ局に配属される!」と信じて疑わず、面接でもその熱意を語りまくりました。
最終面接では当時の役員から「いやぁ、君いいね。イケメンだし、すごいテレビ向きだと思うよ。いいスポーツドキュメンタリーが制作できるんじゃない」と満面の笑みで告げられました。困ったな、こりゃもうスポーツ局の次期エース確定やないか。
結果、配属先はなぜか一番行きたくなかった報道局。「いや、どう考えても僕、ここ一番合わなそうじゃない?」と絶望しながらも、気づけば約7年、報道畑一筋で記者やディレクターとして勤務しました。人生、やってみるもんですね。

30歳手前で一念発起し、「外の世界も見てみたい」とコンサルティングファームに転職しました。ただこの間、プライベートでは大きな波乱がありました。25歳のときに高校時代の同級生と婚約したものの、僕の社畜っぷりが祟って破局。「地獄の婚活ロード」が始まる原因になったのです。

忘れもしない、徹夜明けの夜。電話越しに彼女が泣きながら言いました。「あなたと一緒に人生は歩めないと思う」と。あの瞬間、僕の脳内にはスピッツの「君が思い出になる前に」が流れました。

夢にみた君との旅路は かなわない

彼女の最後の問いはこうでした。「…ねぇ、私と仕事どっちが大事なの?」

その質問に、僕は逡巡しながらも最低最悪のひと言を返します。

「…仕事」

こうして、僕の波乱万丈な人生がさらに混沌を極めることになりました。地獄の婚活ロード、そしてその先に待つさまざまなドラマ。それらを赤裸々に綴るnote、どうぞお楽しみください。

何度も言いますが、期待しないでくださいね!


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