施設にいる祖母が、昔の写真をとても喜んでくれた

104歳の祖母が老人ホームに入ってから、たびたび面会に行くのですが、耳が遠くなったことと、目が弱ってきたことで、会話が途切れ途切れになりました。
それでも、ボケていない祖母はすごいなと思いますが、その日の体調やらで目線が下向きで笑顔が出ない日もあり、、。
何か面会の時に、祖母の気持ちが明るくなるようなことができればな〜、と思ってました。

面会はお部屋ではできないため、入り口入ってすぐのロビーで面会しています。
入り口なので人の出入りもあり、事務所の人もお仕事されてるのと同じ空間なので、歌は歌えない、、、。とりあえず私は肩揉みしたり、手のツボ押したり、足マッサージしたりしてました。
それで、「気持ちいい〜」と祖母も言ってくれたりしてね。

そして今日、ふと思いついて、少し前に実家に寄ったとき、古いアルバムの写真を数枚写メしていて、それをiPadに送って大きい画面で祖母に見せました。
私の小さい頃の写真と、祖母も一緒に写っている写真です。

そうしたら、画面が大きいせいか、すぐわかったようで「かわいいね〜」と言ってくれました。

写真の祖母を指差して、「これ、おばあちゃんだよ」と言うと、？　という顔。
あれ？自分はわかんないのかな、と思ったけど、私の小さい頃の写真にかわいいね〜、と何度も言って喜んでいたようだったので、よかったです。
（誰でもちいさい頃はかわいい。笑）


かわいいものを見ると、やっぱり笑顔になるんだな〜、って思いました。
幸い、祖父がカメラ好きな人だったので、私や妹がちいさい頃の写真は結構残っていてアルバムにあるんです。
笑ってる顔とか、楽しそうな顔、本人の？私が見ても表情がいきいきしていていい感じ。
祖父が写真を撮っていてくれて、よかった。

スマホが映り込んでます。汗
まるまるしてる、楽しそうなワタシ

モノクロも結構あるけど、カラーだろうと、モノクロだろうと、表情がいきいきしてる写真とか、いい写真はカラー・モノクロ関係なくいいな〜、と思いました。

“写真の力”、みたいなものも、つくづく感じました。


もし、施設に入っているご家族となかなか会話ができない時は、デカいサイズの写真を一緒に見てもらうの、ぜひおすすめします。
ケアマネさんにも、「昔の写真を見るのはご本人の健康にとてもいいので、またぜひ持ってきてくださいね。」
と言われました。
次回からも、iPad持参で面会行こうと思います。

おばあちゃんは最後にいつも、「来てくれてありがとうね〜」って何度も言います。
私も「こっちこそ、元気でいてくれてありがとう〜」って言うけど、今日はさらに、「おばあちゃんに会えてうれしい〜」も言いました。この言葉もきっと大事だぞ、と思って。
私の気持ち、伝わったかな。


家族が元気だと、みんなそれぞれ自分のやりたいことできて本当にありがたいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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