やる気がないなら帰れ⇄好きこそものの上手なれ
やる気がないなら帰れ!
私は今まで2回ぐらい言われたことがある。1回目は小学校の陸上部で、2回目は中学校の吹奏楽部で言われた。
言われた当時は、「はい。やる気ないので帰らせてください!」と心の中で思っていた。
そして今日、塾講師をやっていて、「やる気がないなら帰れ」と思ってしまった。
なぜなら、やる気がない生徒に教える意味を感じないからである。私は、情報を知ったうえで、自分には必要なくやりたくないことは、やらなくて良いと思っている。さらには、やらない方がむしろ良いとすら思う。生きられる時間は限られているのだから。
「やる気がないなら帰れ!」のように、言われた相手が怒られたように感じる言い方は相手が委縮することに繋がり、相手の成長を阻害するので良くないと考える。
しかし、「これが自分には必要ないと思っていて、その上やりたくないなら帰ってあなたがやるべきこととかやりたいことをやった方が良いんじゃない?」ぐらいは伝えてもよいのではないかなと、思う。
私は、嫌なことをやっているほど暇ではないから、やめられることはスパッとやめるようにしている。
後々「これは自分に必要だな」「これはやりたいな」と思ったのなら、その時に始めればよいと思う。
やりたくないと思いながらのろのろ取り組んだ時と、自らやりたいと思って取り組んだ時との伸び具合を考えたら後者の方が結果的に伸びるのではないかと思う。しかも、後者はストレスが少なく、取り組みを楽しめる。
「好きこそものの上手なれ」ということわざがある。これはもしかしたら、「やる気がないなら帰れ」の対に当たる言葉かもしれない。
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