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私が音数の少ない楽器を選んで後悔した話【タングドラム購入指南】

楽器を選ぶとき、初心者だからといって最低限の機能だけで妥協してしまうと、後々「もっと上のモデルを買えばよかった…」と後悔することがあります。私自身、その失敗をピアノで経験しました。

5歳でピアノを習い始めたとき、両親が買ってくれたのは75鍵の電子ピアノでした。本来、ピアノは88鍵ですが、楽器店も親も「そこまで必要になるか分からないから安い方で」と75鍵を選択。そのときは問題なく思えましたが、数年後には鍵盤数が足りず、大変苦労することになりました。

音数が足りないと困ること

22歳になってもその75鍵のピアノで練習を続け、ショパンのポロネーズ集などを弾いていました。ピアノ上級者の方が読んだらびっくりしてしまうことでしょう。特に低音が足りず、家では鍵盤のない部分を叩いて練習し、教室では逆に鍵盤があることに違和感を覚えてしまうという状況に陥りました。

うちは貧しかったため、75鍵でも買ってもらえたのはありがたかったのですが、もし最初から88鍵のピアノを選んでいれば、こんな苦労はしなかったはずです。

タングドラム選びにも同じことが言える

こうした経験から、タングドラムを購入する際にも、はじめから音数の多いものを選ぶことを強くオススメしています。特に初心者の方は、「まずは安いものから試してみよう」と考えがちですが、これが後々の後悔につながることもあります。

タングドラムにはさまざまな種類がありますが、特に11音と15音では演奏できる曲の幅が大きく異なります

こちらの記事でも話しましたが、「君をのせて」は15音でないと演奏できません。

数曲叩いてみて飽きてやめる人も多いと思います。しかし、もしタングドラムの世界にハマってしまい、「君をのせてを弾いてみたい!」と思ったときに、11音では音が足りないのです。

15音タングドラムの魅力

15音のタングドラムは、11音に比べて少し大きく、値段も上がりますが、その分演奏できる曲の幅が広がり、伴奏もつけることが可能になり、より深く楽しめる楽器です。

こうしたメリットを考えると、最初から15音を選んでおいた方が、後々後悔せずに済むと思うのです。

まとめ:長く楽しむなら15音を選ぼう

楽器を購入する際には、将来的にどれだけ続けるか分からないという不安もあるかもしれません。しかし、少しでも「長く続けたい」「色々な曲を演奏してみたい」と思うなら、はじめから音数の多いものを選んでおくことが重要です。

タングドラムの購入を迷われている方、ご相談いただければ私にわかる範囲でお答えいたします。コメント欄や問い合わせフォームをご利用ください。

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