タングドラムの楽譜、メロディ伴奏ともにト音記号で良かったか?
タングドラム楽譜の特徴
私が作っているタングドラムの楽譜は2段構成になっています。上段がメロディ、下段が伴奏で、どちらもト音記号の楽譜です。これにより、ト音記号の音符さえ読めれば演奏できるようになっています。
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ト音記号への違和感
普段ピアノを弾いている私にとって、上段と下段ともにト音記号という構成は少し違和感がありました。ピアノでは通常、右手がト音記号、左手がへ音記号を読むため、この形式が頭に染み付いているからです。そのため、「タングドラムの楽譜もへ音記号を使うべきではないか?」と迷うことが何度もありました。
他の楽器奏者の意見に驚く
しかし、色々な音楽関係者のNoteを見ていく中で、両方ともト音記号で良かったのだと納得しました。ある記事には「ト音記号とへ音記号を同時に読むのが意味わからない」と書かれていました。確かに、金管楽器や木管楽器の楽譜は1段のみで、2段の譜面を同時に読む必要がないのが一般的です。この考え方は、ピアノを基準に考えていた私にとって新鮮な発見でした。
初心者向けの配慮
タングドラムは楽器初心者の方が多い楽器です。そのため、複雑な譜面は避け、分かりやすくすることが大切です。もしへ音記号を使用していたら、音符を読むだけで苦労してしまう方もいるでしょう。このように考えると、ト音記号で統一したのは正解だったと感じています。
常識の再認識
この経験を通じて、自分の常識が他人の常識とは限らないことを実感しました。ピアノを基準に考えていた私にとって、ト音記号とへ音記号を併用するのが当たり前でしたが、他の楽器や楽譜の形式に触れることで新たな視点を得ることができました。
まとめ
タングドラムの楽譜をト音記号で統一することで、初心者にとって分かりやすい形式になり、結果的に良い選択だったと感じています。これからも、演奏者の視点に立った楽譜作りを心掛けていきたいと思います。音楽を始めるハードルを下げ、より多くの人に楽しんでもらえるよう努力していきます。
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