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11音の楽器で15音用の曲を演奏できる?
タングドラムの演奏を楽しんでいる方からこんな質問をいただきました。
「15音タングドラム用の演奏講座を見たのですが、11音タングドラムでも代わりの音でなんとか演奏できませんか?」
結論から言うと、できません!
ついでに言うと、皆さんの大好きな「君をのせて」は11音タングドラムではできません!
代わりの音では成立しない理由
11音タングドラムは音数が少ないため、15音タングドラムの音域で作られた曲をそのまま演奏することは非常に難しいです。たとえ代わりの音を使ってみても、一番盛り上がる高音を別の低い音で鳴らすことになったりするので、“全然違う曲”になってしまいます。
(君をのせての場合は低い方の音が全然足りないのですが、高い音が足りない曲が圧倒的に多いです)
半音が1カ所だけ足りなくてやむを得ず代わりの音を使う…という程度であれば工夫の余地はあります。しかし、11音という少ない音数で15音用の曲をカバーするのは現実的に無理があります。
この質問、ドレミの3音しか出ない楽器で何とかなりませんか?と言われたらと想像してみてください。それと同じです。
初心者だから最初は少ない音数で・・・が罠だったりする
初心者の方の中には、「15音は難しそうだから…」と感じて音数の少ないタングドラムを選んでしまうケースが多いようです。11音でもできる曲は結構あります。しかし、11音の限られた音域では演奏できる曲の幅が狭くなり、結果的に「やりたい曲ができない!」と諦めてしまうこともあります。
一方で、15音タングドラムは確かに最初は難しく感じるかもしれませんが、その分音域が広く、挑戦できる曲の数が圧倒的に増えます。演奏の幅を広げたい方には、最初から15音を選ぶのが賢明です。音数が多いことで、タングドラムの可能性を存分に楽しむことができるでしょう。
まとめ
少ない音数のタングドラムで15音用の曲を演奏するのは、基本的に難しいというのが現実です。「難しそう」と感じて11音を選ぶのではなく、少し先を見据えて15音タングドラムを選ぶことで、演奏の楽しみが格段に増します。
タングドラムの購入や演奏について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
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