見出し画像

15音タングドラムがミから始まることの素晴らしさ

私がいつも使っている15音のタングドラム、その一番低い音が「ミ」から始まることには深い理由と大きなメリットがあります。この記事では、その魅力と演奏者にとっての利便性についてご紹介します。


なぜ「ミ」から始まるのか?

15音タングドラムの一番低い音は3の音、つまりC調ではミ、D調ではファ#にあたります(ここでは「ミ」と呼びます)。
一見すると、なぜドからではなくミから始まるのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、これには驚くべきメリットがあります。

多くの曲では、最も低い音がその曲の調の3番目、つまりミにあたる音です。そのため、15音タングドラムがミから始まる設計は、多くの曲を演奏する上で非常に理にかなっているのです。

以前、X(旧Twitter)でこの話題を投稿した際、「そうそう!なぜか低い方はミで止まるのよね!」と共感してくださる方がいました。演奏者にとって、この設計は実際の演奏で大いに助けとなります。


Hluruの設計者への感謝

この素晴らしい設計を考案したHluruの15音タングドラムの設計者に拍手を送りたいです。ミから始まることで、演奏の幅が広がり、多くの曲で自然に対応できる設計になっています。

さらに、15音タングドラムの最も高い音もミです。この高音域が活用できることも大きなポイントで、多くの曲で重宝します。ただし、ミ以上の高音が必要な場合もあるため、6インチの8音や11音タングドラムを使って拡張するのも一案です。


他のタングドラムとの比較

一方で、15音タングドラムでもドから始まるものも存在します。たとえば、KosmoskyのNew Wave 15はG調でソで始まりソで終わる(C調で言うところのドから始まりドで終わる)設計ですが、もともと曲を演奏することを想定していないためか、使い勝手には課題があります。

  • 低音が余る:演奏で使う機会が少ない。

  • 高音が足りない:必要な音域が足りず、曲の自由度が低い。

  • 調の選択:G調なのは少し疑問が残ります。

KosmoskyのNew Wave 15は、音そのものの響きは素晴らしいのですが、演奏用というよりも音色を楽しむための設計のように感じます。


Hluruの15音タングドラムの魅力

Hluruの15音タングドラムは、高音の響きに若干の改善の余地があるものの、演奏者のことを非常によく考えて設計されています。この楽器のおかげで、より多くの曲を自由に演奏することが可能になり、音楽の楽しみが広がります。


これからもタングドラムで音楽を楽しむ

15音タングドラムの設計に感謝しつつ、これからもこの楽器を使ってさまざまな曲を演奏していきます。楽器の可能性を最大限に活かしながら、演奏の楽しさを広げていきたいと思っています。

皆さんもぜひ、自分に合ったタングドラムを見つけて、音楽の世界をもっと楽しんでみてください!

↓↓↓タングドラムの演奏はこちらから


いいなと思ったら応援しよう!