Not Buddy,Not End! 感想
⚠️この記事はクトゥルフ神話TRPG「Not Buddy,Not End!」 のネタバレを含みます⚠️
2021/12/16
KP:たけや
KCP:早乙女 頼
PC:飛咲 瑶大 こん
(ようたの漢字が出てこず、記事内では「瑶大」にしています)
両生還
【キャラクターについて】
初KCPですね。私の性癖てんこもり犯罪者です。
「犯罪者」と言われた時になんの罪状にしようか考えた時、とりあえずダイス振ってAPPバリ高だったので即決でした。いい感じにdbもあるしね!
こんな技能値だったら顔面活かして詐欺するしDVもしますよね?します。
この男になら騙されてもいいです。顔がいいので。
【購入させて頂いた経緯】
BOOTHでの概要を見た瞬間に「これはやるしかない」と思いました。
警察と犯罪者の組み合わせはもちろん好きだし、インビジブルの慟哭通過した刑事がハッピーエンドをもぎ取る様も見たいと思いまして!
ただ、テストプレイで一通り自分で回した時、50/50の確率で片ロスしてたのでめちゃくちゃ心配でした。
ハッピーエンドもぎ取るために死ぬのは本末転倒です。とりあえず飛咲さんPLのこんちゃんには「頑張ってね」だけ伝えておきました。TRPGプレイヤーがいちばん怖い言葉ですね。
【シナリオについて】
導入開始後5分で一時的発狂をしました。それが全てです。そりゃいきなり目を覚まして目の前にカラカラ死体あったら発狂もしますわ!!!
ということで一時的発狂ダイス。内容は「逃走」でした。正直KP的にはラッキー!!!!だってこの後逃がさなきゃいけないもんね!と内心思っていました。
だってこの刑事の飛咲さんは素直真っ直ぐ一直線な子で、警察に見つかっていたとしても真正面から誤解を解くのでは…とも思うくらい純粋です。
なのでKPCが出てくる前に逃げようとはしていましたが、さて道が分からない。となった時に早乙女 頼が登場です。
「あれ…げっ、もしかしておにーさん、やっちゃった…???」
血まみれの服を見れば瑶大が犯人かと思うのは当たり前のことです。
「いやっ、やってないよ!!それより早く逃げよう!!!」
と瑶大が言うため頼が道を教えて逃げ切りました。(幸運ナビゲートは普通に忘れてしまいました。)
人混みに紛れることが出来ましたが、洋服は血まみれです。頼は流れるように着ていた上着を瑶大に羽織らせ、顔の血をハンカチで拭います。この男は細かい気遣いが多く、好感が持てますね…
ここのアイデア成功で頼が連続殺人の容疑者であることを思い出した瑶大は、ここからちゃんと「怪しい人」として頼を見始めてくれます。えらい。
瑶大としては犯人であるという確証が持てないし、頼からすると血まみれ瑶大の方が犯人に見えているので、「一応"お互いの疑いを晴らす"目的」で共闘することになりました。
ここでもう一度アイデア振ってもらって、成功していたら「最近女性から被害届が多く出されていた」ことにも気づいてもらおうと思っていました。
結果的にはダイス失敗だったのですが、逆にいい人と怪しい人の割合がイーブンくらいになって良かったです。
探索に関してはさすが刑事。めちゃくちゃ成功させてくれました。証拠も揃いましたが、KPやってて、1回調べた箇所の追加情報をKPが気づかせるかどうか、の塩梅が難しいなと思いましたね。
私は必要であればガンガン情報出していくことにしました。
派出所では鍵のかかった引き出しを開けるか談義が好きでした。瑶大は開けないだろうな〜〜と思っていましたがやはり壊すなどはしなかったですね。
鍵を探してくれました。
鍵を探しても無いので、KCPの頼が「俺開けられるかも」と言って開けてくれます。
頼的にやっぱり物を壊すところは刑事には見られたくないので「外に出てて」と言いますが、瑶大は「ここにいる」と言います。
ぽいな〜〜〜!!!!怪しんでいる相手から目を離さないのもいいし、「手綱を握られてる感」が楽しかったです。こうして派出所の探索は終了。
余談ですが、このシナリオ中KPもPLも「派出所」が1度たりとも上手く言えませんでした。私は練習したんですけどね…
水島が出てきてからの戦闘では相手の拳銃が強すぎて、テストプレイで1ターンキルが何度もあったので、2回攻撃を1回にさせて頂きました…
なんとかかんとか瑶大の拳銃と頼のキックで水島を倒し切りました。優しい瑶大の拳銃と容赦ない頼の蹴りのギャップが面白かったです。さすが純正犯罪者。
変わり果てた水島とともに取り残される瑶大と頼。カラカラ元凶である化け物のことを警察上司に話してもきっと信じては貰えないでしょう。
ただ、今まで瑶大が探索の中で見つけた銃の証拠や遺体の弾痕の証拠があります。水島が犯人とされるのは時間の問題でしょう。
こうして2人の疑いは晴れたのです。
KP的に問題はここからです。
このままだと頼は「刑事に協力した、ただの顔と性格のいい青年」で終わってしまいます。
ここでもう一度アイデアを振ってもらい、まさかのクリティカル。
マジかと思いましたね、この子ヒラメキすごい…
瑶大は最近女性からの被害届が多くなっていること、内容は「詐欺+DV」だということを思い出します。
また、クリティカルなのでその被害届の容疑者の特徴と酷く似ていることも分かりました。
頼は周囲に「フリーター」と言っていますが、身につけている物は高価なものばかりです。
そこも瑶大は見つけることが出来ます。
「早乙女くん、この事件とは別件で最近女性からの被害届が増えてるんだよねぇ〜。しかも早乙女くんにそっくりな。」
「へ……??いやいや、似てる人なんてたくさんいるでしょ。僕じゃないよ。」
「ふーーん、でも僕、思い出しちゃったんだよね。あれは絶対早乙女くんだった。」
「………この事件は解決したことだし、僕ももう帰るよ!ばいばーい!けーじさん!!」
追おうとした瑶大の後ろから別の警官が来て、瑶大に事情聴取など詰め寄るため、頼を追いかけることは出来ません。あっぶなかったね頼…
後日、頼は綺麗な女性とともにデートをしていました。車道側を歩き、腰に手を添え、次なるカモを落とそうとアレコレしているところでした。
そんな時に後ろから「早乙女くん、なーにしてるの?(ニコニコ)」と肩をとんとんと叩く瑶大が現れました。
「げっ………!!」
「も〜!あの日あんなに一緒に頑張ったのに急にいなくなっちゃうんだもん、酷いよ〜!!」
もちろん彼女は瑶大のことは知らないので、誰?と頼に聞くと、頼が答える前に「友人です」と言う瑶大。こ、この子…!!できる!!!!
「あ、あはは……。それよりけーじさん、なんでこんなとこに?」
「僕だって買い物くらい来るよ〜!そうだ!まだ連絡先教えて貰ってなかったよね!友達なのに連絡先教えてくれないって酷くないですか、ねぇ彼女さん!」
「それはひどーーい!頼、教えてあげなよ!」と彼女から促された頼は渋々彼女の前で自身の連絡先を瑶大に教えます。
瑶大は本当に口が上手いというか、会話の流れを作るのが上手いんですよね…。教えざるを得ませんでした……。
まぁ、これはサブのスマホ連絡先なんですけどね……今回みたいに偶然遭遇しなければ、足のつかない連絡先です。用意周到。
最後は半ば無理やり頼が彼女をやや乱暴に連れて立ち去って物語は終わります。
この彼女は今までの優しい頼とは違う一面も見たので「ちょっとおかしい」と思ってくれれば良いのですが……
最後、正直瑶大が話しかけてくるとKPは思っていませんでした。証拠自体は不十分だし、遠くから見逃して終わりかと思ってました。
あんな風に話しかけられて意外だし、ちょっと意地悪な詰め方をされたので、インビジの一件から彼なりの成長?なのかなとも思いました。インビジで不定の「不信」引いてるしね…
彼はめちゃくちゃいい刑事になると思います。いつか頼のことも捕まえてくれ!!!
ハッピーエンドおめでとうございます!!またどこかでカッコイイ瑶大見たい!!!
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