約束だよ、必ずいつの日かまた会おう

思えば今年に入ってから、きちんと言えば2月に世界が打撃を受け始めた頃から、

BUMP OF CHICKENのリスナーは、彼らの行動に良くも悪くも、たくさん心が揺れたのではないかと思う。



4/12、藤くんのお誕生日からのポンツカ(ラジオ番組名)の休止に始まり、そこから3ヶ月以上音沙汰がなかった。

本当に本当に心配で、毎日をどう生きこなしたのかさえ曖昧だ。

ただ、去年のツアーの時に、藤くんが「また曲作って、お前に会う口実作るわ。」

って言ってくれたから。


それだけで生きた3ヶ月だった。


そのあと、8月に入って

「思い、思われ、ふり、ふられ」と、

新曲”Gravity”のタイアップを知って、予告編で号泣した。


再開されたポンツカで、4人が何気ない話をしている事への愛しさで胸がいっぱいになった。


その後、藤くんの結婚発表が嬉しくて幸せで、

その日の仕事はスキップ出来そうなくらい嬉しかった。


そして、ずっと待っていた

“aurora ark”の円盤化、

“Gravity”のフル及びMV配信で

やっと、彼らがまたこうして

自分を見つけてくれたんだと感じることが出来た。



そのあと、今回のチャマの件があった時は

最初、何言ってるのか分からない、むしろ、脳が言っていることを全部拒否しているような感覚だった。


だんだん事実が真実に変わって行けばいくほど、

私の中の心のひずみが大きくなっていった。

翌日に、BUMPが大好きな友達と、この感情を共有出来たおかげで、かなり大きく救われたけれど。



この一週間、毎日を乗り越えるのが、生きこなすのが、

何も彼らから音沙汰が無かった数ヶ月前よりももっと、辛く長く感じていた。


何を言えば、何を書けば正解なのか分からなくなった。

芸能人の不祥事、スキャンダルは命取り。

だけど、自分の一番大切な人がその当事者になるかもしれない事を、何も考えていなかった。


4人の音楽がただ大好きで仕方なかったのに、

私はそれ以上の事を、何も考えていなかった。


こんな日が来ることを、受け入れようともしなかった。



チャマ、直井由文さんがしたことは

人として、絶対に許されるべきことではないと思う


その行動を受け入れられる事はないと思う。

あんなに藤くんの曲が、メンバーの事が大好きだった彼が、どうして。

この一週間、悲しくてショックで、何度も涙が溢れそうになった。

どんなに辛いことがあっても、寂しく感じることがあっても、

他人の傷の上に出来る一時の快楽は、それは幸せとは言わない。


藤くん、ヒロ、秀ちゃんの3人が、酷く心を痛めたと思うと、やり切れない思いでいっぱいです。


BUMP OF CHICKEN は、

本当に音楽を大切に、リスナーを大切にしてくれるバンドで、それがすごく嬉しく誇らしかった。

いつも曲が、傍にいてくれるその感覚が

どれだけ私を救ってくれたか、

私にとって「生きる」とは、BUMP OF CHICKENの音楽 とイコールだから。



今日、公式サイトに3人からの報告が載った時、

まず、

4人に、一週間でこの決断を出して発表してくれて、ありがとう。

そして次に、

BUMP OF CHICKEN は 

やっぱり 4人いるから BUMP OF CHICKENだよ。


「一切の活動を止めることも」考えたってところ、最初に読んだ時は背筋が凍りそうになった


だけど、その後の文章が、彼ららしいな、と思った。


絶対音楽で、 BUMP OF CHICKENで

また返して欲しいと願っている。


何度も言うけど

直井さんのしたことを到底許せる事は出来ないです。

でも、過度に批判したり、汚い言葉で彼を罵るのは

周りのバンドメンバー、スタッフ、そして家族を罵ることと同等になる。


だからそっと、

彼が今までと、この先の自分を見つめ直し

藤くん、ヒロ、秀ちゃんと4人で

あのステージに 笑顔で立ってくれることを

強く望みます。

 

チャマがしたなんて、信じられなかった。


だけどねぇ チャマ。

私が見てきた、ステージの上でのチャマの笑顔と涙は、嘘じゃないでしょう。


酷いことをした姿も

ステージでのあの姿も、どっちもチャマだよ。




あの頃と同じ気持ちでBUMPを聴けるかは、分からない。


知りたくなかった気持ちも、正直あるよ。


何が正解なのか、分からないよ。


でも、藤くんとヒロと秀ちゃんを

次は絶対裏切らないで。


4人で笑顔でいてくれる事が

私の中で、何よりも幸せな事だから。


BUMP OF CHICKEN に出会って14年。

全てがいい思い出ばかりじゃなかった。

離れた人もたくさんだった

このままBUMPが好きでいいのか分からない時もあった


だけどね、BUMPを通して出会えた中で、

一生ものだと思える出会いもたくさんあったよ。


初めてBUMPを、supernovaを聴いて、泣いたあの日。

留学先で真っ暗の部屋でBUMPを聴いて泣いたあの日。

初めて行ったライブで、supernovaを聴いて泣いた日。


28歳、orbital periodで始めたカメラも

BUMPの音楽のおかげで、たくさんの景色に出会うことが出来た。

私の写真は、98%がBUMPの音楽が見せてくれた景色で出来ている。



どんなに辛くてもしんどくても、

明日を迎えられなくても


4人の音楽があったから。

切り離して生きることなんて、出来ない。



忘れないよ。

これからもずっと、あの日々の続きを生きている。



これはリスナーとしてのわがままですが、

お願い。


BUMP OF CHICKENに出会えて良かった。

これからもずっと そう思わせてください。


また、BUMP OF CHICKENと、

BUMP OF CHICKENを通して出会った仲間と


音楽を真ん中に 待ち合わせ出来ますように。




4人でステージに戻ってきてくれるのを

待っています。

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