人生の岐路ってこんなに多いもんだっけ?

最近、就活を頑張っているような頑張っていないような日々を送っている。
正確には就活というイベントを外周から見ながらジタバタしてる感じ。

…ええ。進んでないんですよ。

今年に入って、人生に迷うことが多くなった。私は決して優柔不断な方ではないし、受動的に生きているわけでもない(と自分では思っている)。思い切りは良い方だし行動力もあると思う。今年に入って何度進路を見直したか。本当はこれがしたいんだ!と思って画塾の面談に行ってみたり、やっぱりこっちかも!って就職のコミュニティに入ってみたり。と思ったらやっぱり院進したいかも!ってなったり。

情報不足なのかもしれない。中高までは姉と同じ道を進んだので、情報がめちゃくちゃあったし、2年間の予習期間があった。母や姉からこの時期にはこれがあってそのためにはこれくらいから対策をしておかないと間に合わないよ、とか、こっちよりこっちの方が良いよとか。今まで結構甘えてたんだなと思った。
就活となった途端に、一気に与えてもらえる情報がなくなって、「就活の波にもう乗り遅れてるんじゃないん?」「周りの子はインターンとか行ってるんじゃないん?」「サークルばっかりしとって大丈夫なん?」と不安を煽る文言だけになった。家族に就活らしい就活をした人がいなかった。予習がないだけでこんなにキツくなるものなのか、と最近ようやく気がついた。

私が目指している企業は大人気で情報機密性が高い業種なのでとにかく情報がない。Xで検索してもなかなか出てこないほど。これはもうどうしようもないなと思って避けていた就活コミュニティに入ることにした。そういうのってみんなガツガツしてて怖いんだろうな、胡散臭そうだなと思っていた。入ってみたら、確かにガツガツしている部分はみんなあるものの、ロジカルな人も結構いて面白い場所だった。グループディスカッションの練習をしたり、自己分析を手伝ってもらったり。その中で「もこさんって実はこっちの企業の方が合ってるんじゃない…?」って教えてもらえたり。

自己分析って面白い。中学生くらいから自分の情報をまとめたノートを作ってみたり、毎日日記を書いてみたりということをしていたので元々そういうのに興味はあったけど、人から質問されて気付けることって多い。自分語りしても誰も興味持たないところを、就活コミュニティにいる他己分析マスターみたいな人は熱量を持って深掘りしてくれる。とてもありがたいし面白い。そもそも自分という人間が何を考えているか、どう扱えば良いのか、どう乗りこなせば良いのかよくわかっていない。自分のことを知りたいと思っている。もこさんってこうだよね、とか人から分析されるの好き。なんちゃらタイプとかもあんまり覚えられないけど好き。最近頑張って覚えた16Personalities。論理学者(INTP-T)だった。それぞれ2択^4なのは知ってるけどそれぞれが何を表しているのかまでは覚えられなかった。Xのプロフィールに書こうかなと思ったけどもう流行り終わってたら嫌だなと思ってやめた。

美大に行きたい!ってなってたとき、なんでこの学部に来ちゃったんだろうってなった。どっちつかずで美術から逃げてがっつり理系からも逃げて中途半端なことをしてしまったなと思った。ES出すときも理系….の知識はないし芸術系…ほどのデザインスキルはないし文系….でもないし….ってなる。全部持ってる人はどれでも使えるけど何もしてこなかった人はどれも自信を持って選べない。

なんだっけ。
最近思いつきで色々焦りすぎてるのかもな。
大学生になってから、こんなに流されやすいタイプだったっけ?って思うことが増えた。性格がどんどん変わっていっている気がする。

今は大学院いきたいフェーズにきてる。照明は好きだけど物理は苦手だからと避けてきた光学に最近触れることがあって、ほんとにまだ基礎の基礎、初歩の初歩なんだけど面白いなって思えるようになってて、それが嬉しくて、もうちょっと深く勉強できたらな、そういう意味では芸術"工学"で良かったな、なんて思えたりして。もうちょっと深く入り込んだらもっと面白いものがあるんじゃないかなとか。動機が浅いかな、わかんないな。世の中の役に立つためにしたいわけじゃない。もっとかわいい光を見れるんじゃないかなってかんじ。どうしようわかんなくなってきちゃったや。引き続き人に分析してもらいながらじっくり早急に考えよう。光学はある程度ちゃんと理解してから卒業したいな。

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