専業主婦になりたい?なりたくない?
「専業主婦になりたい女たち」(著者:白河桃子)を読みました。
現在、専業主婦の世帯は約33%、40年前は約65%だったというから半分になったことになります。
この本は2014年に出版された本なので、最近の事情を少しだけ見てみたら、未婚女性に対して、「あなたは専業主婦になりたいですか?」という質問に対するアンケート結果が出ていました。
「専業主婦になりたいですか?」という質問に「はい」と答えた人の割合【女性】
20代 49.3%
30代 49.3%
40代 64.2%
【男性】
20代 26.9%
30代 26.9%
40代 20.9%
本に書かれていた、専業主婦を希望する女性が多い理由のひとつには、
「子育てにすべてを捧げていた専業主婦」
と
「仕事に24時間邁進していた昭和の父」
に育てられたハーフが多いから、というのです。
確かに、私も子供の頃、母も友達のお母さんも大半が専業主婦で、家に遊びに行くといつも出迎えてくれたものです。
男性で「はい」と答えた人の割合が予想より大きいことにもびっくり。
でも、一方で、「奥さんに専業主婦になって欲しいですか?」という回答に「はい」と答える男性は1割程度だというので、男女の希望にはギャップがありますね。
もちろん、専業主婦を望む人がそれを実現するのは素晴らしいけど、この本を読んでいると、それに伴うリスクの大きさを知ることになるので、かなりイメージが変わりました。
やっぱり自分で稼ぐ力が必要だ!