第1話　はじまり

こんにちは。
Melminです。

この記事ではそもそもなんで私がFX（という名の人食い沼）に手を出したのか、出してしまったのかということについて書きたいと思います。

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■　なぜ投資に手を出したか

結論から言うと「お金持ちになりたい」です。
ニュアンス的には「お金持ちの世界を見てみたい」のほうが近いかも。

結局のところ、それしかないんです。

私は小さいころから習い事は好きにやらせてもらいましたし（とは言っても習字とか水泳とかピアノとか、ごくごくありふれたものです）、たまには家族で美味しい外食に連れていってもらいましたし、教育についても塾通いを許され、そしてちゃんと大学まで行かせてもらいました。

お金持ちではなかったかもしれないけれど、不自由のない幸せな家庭で育ちました。

なのですが、しつけに厳しかった（？）のか、小さいころからあまりほしいものとかを買ってもらった記憶がありません。

それこそ親に何かを買ってもらうなんて、誕生日やクリスマスの一大イベントだったくらいな感覚でした。

私は小さいころから仲の良い男女で外で遊ぶほうが好きなタイプだったので、それでも特に気にならなかったのですが、段々とそうもいかなくなります。

高校生くらいになってくると、あからさまな「お金持ちの息子（娘）」が現れるようになります。

良い服を買ってもらっている、お小遣いをたくさんもらっている、くらいの話ならば、まだ理解はできるのですが、大学生とかになってくるとマジモンの金持ちが幅を利かせはじめます。

「一人暮らし用のマンションをパパに買ってもらっちゃったの～☆今度遊びに来てね＾＾♡」

なんて開業医の娘とかいたりします。

「今度ウチでパーティーしよー♪おいしいシャンパン用意しとくね＾＾」

※Melminのキラキラ大学生イメージ図

う、、うらやましい。。
私なんてオートロックもないユニットバスの適当なアパートに下宿してるというのに、この差は一体なんなのだろう。
お前ら公園でストゼロ飲んだことないだろぉおおお！

思えば学生の間とか、お金がなさ過ぎて海外旅行も一回もしてないですね。
※学生時代のMelminは、趣味のバンド活動及びギター、エフェクター等の音楽機材にお金を注ぎ込みすぎて、慢性的な金欠なのであった。

とはいえ、築年数を経た古いアパートでアホな友達と溜まりながら酒を飲んでバカ話に花を咲かせるというのも、それはそれで楽しかったりはします。

ですが、
「じゃあステキなおうちに住んでる人は別にうらやましくないよね？幸せは人それぞれだよね？」
って言われても「ハイそうです。」なんて言えないわけで。笑

お金持ちじゃなくても楽しい学生生活はもちろん送れますし（世の大半の学生はそうでしょう）、良い友達に恵まれた自信はありますし、お金が無いなりに幸せだったと思いますが、当時の私は自分でいくらそう思っても結局貧乏人の僻みなんじゃないの？ってなる感覚がすごい嫌だったんですね。

「お金があれば食べれた美味しい食事、買えた高級品、行けた旅行先」

本当に羨ましくないのか？？
自由気ままにこれら↑をやっている人を見たら羨ましいに決まってますよね。

お金持ちが当たり前に享受している幸せの数々を知らないこと。

この負の感情こそがFXに手を出した原点だと思っています。
（そして、更に深い闇へと堕ちていくのですが、それは後述。）

今ってSNS全盛期ですよね。
自己顕示欲にまみれた人達が如何に自分たちが周りから見てキラキラしてるように見えるか、充実した経験をしているように見えるのか、必死に発信したがります。
それでも、学生時代どんだけキラキラ大学生ぶっていても、社会人になればいやでも働かなくてはいけない。
オジサンたちに貢がせてる港区女子たちもいつまでも若さと美しさがあるわけでもない。
みんなどこかで現実に向き合わなければいけないんです。

でも人生って若い間特有の、立ち回り一つでかりそめのセレブ気分を味わえる期間より、現実と向き合いながら労働する時間のほうが圧倒的に長いんですよね。

だったら、普通の人ならやろうとも思わないくらいの、常軌を逸した覚悟をもって投資に挑むのも悪くないだろうと考えたわけです。

■　なぜFXなのか

私の興味を引いたとあるデータがありました。

「年収1億円」を達成する職業としてぶっちぎりの割合を占めるのは株・為替などのトレーダーであると。
なんと半数以上の割合を占めているではありませんか。

結局大金を稼ぐ最も良い方法はお金に稼がせることなのだということですね。
雇用という形態で自らが働き手となるお金の稼ぎ方は最も効率が悪いです。
（そう思いながら毎日出社してます。ｸﾔｼｲ）

私は特別な才能があるわけではないのでプロ野球選手にはなれないし、ミリオンヒットのシングルは出せないし、ゴールドマンサックスに入社する能力もないし、一等地に代々受け継がれた広大な土地を持ってるわけでもない。

なら投資家になるしかないですよね。
投資家なら、上記を実現するよりよっぽど現実味があります。

そんな中で何に投資するか。

株？FX？他のなんだかよくわからない先物取引？

謎の声1「FXは無限に種類がある株と違って監視する通貨ペアも少なくて楽やでー＾＾」

謎の声2「レバレッジを利かせて少額からの投資が可能やでー＾＾」

謎の声3「副業でFXやって旦那より稼いでいる主婦とかおるでー＾＾」

なるほど。
どうやらFXが取っつきやすいらしい。
ならFXでいっか。

こんなノリで私はGMOクリック証券に口座を開設し、トンデモ人生に首を突っ込むことになったのでした。

だって株よくわかんないし、会社が倒産したら資産吹き飛ぶし、FXなら上がっても下がっても利益を上げられるらしいし。。

ほんっとうにわかりやすいよね。

お金に目がくらんで、少額から始められるからとFXを始めて、一番有名な証券口座をとりあえず開いてみる。ここまで教科書通り。

しかしMelminはまだ、波乱の序曲すら始まっていないことにまだ気づいていない。。

2020年5月5日／横浜市
Melmin
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