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奥只見から信州 2010.5 (A day in the life 2)

(今回は自転車は登場しません)
仕事旅に明け暮れていたころ、いちばん西の仕事先が長野県だった。だいたい年に一度訪れた。
仙台からだと高速道で栃木から群馬を経由した方がラクで早かったのだが、あえて会津か新潟から山中をぶち抜く酔狂なルートを好んだ。途中で一泊したりもした。あんなすごい山奥はわが国にもなかなかない。

この時の往路は国道290号線で村松〜栃尾〜長岡と新潟県の深部を貫いて走ったのだった。
途中の加茂市のスキー場に、かつて五泉と加茂を結んで走っていた蒲原鉄道の保存車両が展示されていて驚いた。
ピカピカで最良の保存状態だったが野晒しで、この先大丈夫なのかと心配になった(現在は屋根がつけられたそうである)

この鉄道模型感
貴重な木造電車
車内にも立ち入り可だった

途中で立ち寄った十日町市街。この風情ある建築はその後どうなったかとストビューで調べたら跡形もなかった。諸行無常(おのれウェ◯シア)。  

同じ場所13年後のストビュー

この年はなぜか仕事に関係ない安曇野に立ち寄っている。(いや、安曇野に行った覚えは確かにあるけど、記憶がぬたぬたで以下の写真が安曇野という自信はない。でもたぶんその辺り)
しかしどんだけフットワーク軽かったんだ当時のわたし&クルマ。そして運転してみて新潟県と長野県の広大さに圧倒されるものがあった。

帰路は山奥をぶち抜く国道352号線で新潟の小出から会津に出た。秘境駅で名高いJR只見線の田野倉駅にも立ち寄っている。

田子倉ダムと只見湖

当時行った仕事先も今は無い。すごい気力を要する出張で毎年だと食傷ぎみだったけど、ああいうのも5年に一度ぐらいならいいかなとはいま思う。

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