『シゴトの渋滞、解消します』私の読書ノートより
・渋滞のウエーブが伝わる時に車間距離をあけていれば前にいる車ほどはブレーキを踏まないでいられるのです。伝わってきた渋滞のウェーブは余裕を持って開けておいた車間距離に吸収されることになります。
・ 仕事も「手順」の流れで成立しているために「流れのつまり(渋滞)」の生まれるポイントは交通渋滞とほとんど変わらない
・ 無意識にクルマを走らせているとき、人は、短期的に「はやく目的地に着きたい」と考えてスピードを上げるあまり、車間距離を必要以上に詰めてしまいがちです。 しかし、そういう短期的なクルマの運転はむしろ渋滞につながりますから、長期的には道路の流れを詰まらせてしまうわけです。
・「 仕事と仕事の合間を開けておく= スケジュールの渋滞を吸収することができる」 この「間」は決して無駄ではないのです。
・ スケジュールの合間に隙間を空けずに予定を詰めすぎた場合、 アルスケジュールが遅れてしまえば次のスケジュールも遅れてしまいます。 スケジュールの合間がなければ、 遅れはどんどん増幅してしまうのです。
・「 朝は何時に起きて、夜は何時に仕事を終えて」 などと自分のルールを決めていつも同じようなペースを維持して働いている人が結果を出しやすいとしたら、それは仕事が安定しているからなのです。
・「 負けずギライ」の 気持ちを刺激してあげなければ、個人の実力というのはなかなか充分には発揮されません。
・「 活気のない現場には、そもそも( 一日 )、週間や月間の 計画そのものもきちんとなされていないものである」
・ 仕事の計画を作成するための鉄則は「 はじめは余裕を持って確実にできる計画にすること」 ではないでしょうか? まずは仕事の質より量より「継続」 をもとめるべきなのです。
・ 目の前のケーキをうっかり食べてしまうからこそダイエットは難しいように、 人間というのはそうした目の前の出来事に影響を受けて、短期的な行動に出てしまいがちなのです。
・ 仕事のはじめに、あまりにも綿密にパーフェクトな結果を目指した計画を練ってしまっていたら、むしろ、 すぐに挫折や失敗をしやすいのです 。急がば回れ。
・ はじめはもどかしいなと思ったとしても、まずは「これなら絶対にできるだろう」という簡単な仕事をちょこちょこと進めてから、 だんだんと加速をつけていくべきなのです。
・「 だらだらしていてなかなか結果を出せない職場は、
そもそも労働時間を分割していない 」 時間の分割がないから、
メリハリのないまま残業に突入しやすい。
・「 1日の時間割を作ること 」 時間割に沿って「 この時間にはこの仕事を終わらせる 」 など数時間単位の目的をハッキリさせてみる
・ 90分から2時間ほど集中した後には約30分間の休憩を入れる
・仕事には「全力の7割」で取り組んでください。限界ギリギリまえの労働というのは、何かが起きてしまったときに、非常にモロい。
・「未来を予測しておくこと」。かならず今週や来週の予定をふまえて仕事を進行させること。
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