名古屋でダンススタジオを運営することになった件。
今年の夏からダンススタジオ(フラメンコスタジオ)を運営させていただくことになった。
きっかけは昨年の秋だったか、都内のスペイン語交流会で1組の親子と出遭った。
娘さんはスペインと日本のハーフの子でお母さんが日本人の方で、その子が東京で働いているため、娘に会いに東京へ来たときに交流会に足を運んだのだった。
たしか2回ぐらいその親子とは交流会で遭い、その後娘さんは毎週土曜日にあるそのイベントの常連になっていた。
僕も都内東側で自分のスペイン語交流会を開いているけれど、そこでのさまざま人たちとの交流は好きなので、毎週通っていたからその子とも頻繁に話すようになった。
パデルイベントを開催したり、たまにブログも書いたりとスペイン語関連へかなりアンテナを張っていて、都内のスペインやラテン関連イベントには必ず参加したりしていた僕の活動を知ってか、その子から「うちの母が以前運営していたフラメンコスタジオがあるんだけど、あまり使わなくなったから良かった使ってみない?」と話を受けたのだ。
自分も東京にいる傍ら、高校と大学期間を過ごした名古屋でもスペイン語を交流会を現地の有志たちと立ち上げたばかり。
東京に限らず、名古屋でもスペイン語コミュニティが作れればなと大学や、イベント開催をしたことのあるネイティブにあったりと動いてる最中だったので、僕にとっては非常に興味深い話。
3月以降、新型コロナウイルスのニュースばかり聞くようになってリアルイベントは全て中止。
その子のお母さんのフラメンコ教室も2月以降、活動していないとのことだった。
何かしたいな、名古屋で。そう強く思った。
フラメンコは全くの無知で、セルバンテス文化センターで一度イベントを観に行ったぐらいで、フラメンコスタジオを運営するのは大変おこがましいのだけど、
サルサやバチャータにハマりつつあるときでもあり、「フラメンコ以外にもいろんなダンスができる場所として活用できればいいんじゃないか?」そう思った。
緊急事態宣言以降はZoomでのオンラインイベントとして、スペイン交流会を運営する名古屋の有志と東京と名古屋の交流会を合体させた形でFB上にオンラインコミュニティを作っている。
その有志の1人が若者でサルサを盛り上げよう!名付けてヤンサル(Young Salsa)を運営している1人であり、これは面白くなるのでは!?と。
地下にスタジオがあり、騒音も気にせずにダンスに集中できる環境で時計がなければ朝か夜かも、何時かもわからないくらいの異空間。
教室を運営していたお母さんがスペイン人の旦那さんと作り上げた、手作りのスペイン、アンダルシアの雰囲気を残しつつ、名古屋で新たなダンス好き、スペイン語コミュニティをも集う場になればと想い、運営させていただくことになった。
お母さんもかなり寛容な方で、フラメンコに限らず、ラテンダンスやヨガなども呼び込んで、名古屋で活きた空間になれば幸いだと。
コロナ禍で先行きは不透明だが、感染対策を行いつつ、先日お亡くなりになったスペイン人の旦那さんの遺志を継ぐ。