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人生で1番大切なのは「思い出」だ【DIE WITH ZERO感想】
今日は、最近読んだ本『ダイウィズゼロ』について感想をアウトプットしようと思います。最近、本屋さんでよく見かけるこの本、タイトルからして気になる感じだったので、思い切って手に取ってみました。『人生が豊かになりすぎる究極のルール ダイウィズゼロ』というタイトルがついていて、まさに人生を考え直させる内容でした。
『DIE WITH ZERO』ってどんな本?
『DIE WITH ZERO』は、簡単に言うと「お金と時間の使い方」を教えてくれる本です。「DIE WITH ZERO」っていうのは直訳すると「ゼロで死ぬ」という意味で、つまり、死ぬときにお金をゼロにして人生を終えよう、という考え方なんですね。お金をたくさん貯めても、結局死んでしまったらそれを持っていけないんだから、お金を自分の人生を充実させるために使おう、という考えがベースになっています。
DIE WITH ZEROの9つのルール
今しかできないことに投資をする
一刻も早く経験にお金を使う
ゼロで死ぬ
人生最後の日を意識する
子供には死ぬ前に与える
年齢に合わせて金、健康、時間を最適化する
やりたいことの賞味期限を意識する
45歳から60歳に資産を取り崩し始める
大胆にリスクを取る
本が気になって事前にネットで調べたのですが、その時に目にしたルールがこちら。「めちゃくちゃ共感する!」って思いすぐ本屋行って即買いしました。そして実際に読んでみると、どれも心に刺さるものばかりで。
中には泣けてきた箇所もあったり。
人生で一番大切なことは「思い出を作ること」
特に響いたのが、表紙の裏にも書かれている「人生で一番大切なのは思い出を作ること」という言葉と、「やりたいことを先送りにするな」というメッセージ。この2つは、シンプルだけどすごく深くて、私にとって大切な気づきになりました。
もう一つ印象的だったのは、「年齢に合わせて金、健康、時間を最適化する」というルール。私は今36歳なんですけど、20代の頃とは違って、体力が少しずつ落ちているのを感じるんですよ。まだ元気ではあるけど、「ああ、これからは体力が落ちていくんだな」って実感してます。だから、エネルギーを使うようなこと、例えば海外旅行とか、やりたいことはできるうちにやらないと、ってすごく思います。
家族との時間にも「賞味期限」がある
自分に限らず、家族との時間にも「賞味期限」があるってことです。
うちの母親は今59歳なんですが、年齢を考えると体力的に海外旅行に行くのは今のうちだなぁと思っています。国内旅行ならまだ余裕かもしれないけど、海外となると体力も使うし、いつか行けなくなってしまうかもしれない。だからこそ、今のうちに母親と一緒にいろんな景色を見て、思い出を作りたいなって感じてて。海外に行った時の景色ってやっぱ感動しますし、母はサクラダファミリアが見たい、といっていたので一緒に見たいですね。これが祖父母になるともっと期限が迫っているわけで。
この考え自体は本読む前から持っていたものですが、より一層その考えが間違っていないんだなって再確認できました。
子供との時間も限られている
今、うちの長男は9歳なんですが、あと7年もすれば高校生になって、親と一緒に過ごす時間が少なくなっていくんだろうなって思うと、やっぱりこの「賞味期限」の考え方は本当に重要だなって感じます。
特に、私の主人は今現在朝から晩まで働いているので、子供と接する時間がほとんどなくて。やっぱりもっと家族の時間を作りたいなと日々感じるわけです。私は融通のきく働き方をしているし、やっぱりその選択肢をくれた師匠には感謝ですね。
なんか、、一緒に過ごせる時間があと7年〜10年くらいなんだ〜と思ったら
いつの間にか自分たちは「子育ての折り返し地点」に到達していてちょっと泣きました。「ああ、もうこんなところまで来てたのか」と。
それはまるで旅行の折り返し地点のような、、、
10日間ある旅行で、6日目くらいに差し掛かると終わりを意識してちょっと寂しくなったりするじゃないですか?そんな感じ。
あっという間だったなぁ9年間。
これから9年もきっと秒速なんでしょうね。
そういう気づきをくれる本です、まじで大事ですね。
気付きが無ければ変われないですから。
自分の願望にまっすぐ向き合う
「自分の願望に貪欲であれ」ということの重要さ。やりたいことを先送りにしないで、どうやったらそれを実現できるかを考えることが大事なんですよ。
お金を稼ぐことも生きてくために大事だけど、
お金はいくらでも増やす術がある。
でも、時間は物理的に増やす術って無い。
だからこそ今持っている時間を、お金を稼ぐ術を駆使して
どれだけ好きな人と過ごす時間に充てられるか?効率よく使えるか?
これですよ。
今を大事にしやりたいことに真っ直ぐでいて
後悔しない人生を歩みたいですね。
幸福なことに昨今は働き方の選択肢がめちゃくちゃあります。
その中で、
わざわざ時間が溶ける様に無くなってゆく
働き方を選択する必要ってあるのか? と。
私は多分、その選択肢を人よりちょっと知っているし、それをお伝えする仕事をしていて、関わっていただいた方には少しでも時間をコントロールできる豊な人生を歩む術を身につけてほしいと本気で思ってます。
常に逆算思考で「どうすれば自分の願望を叶えられるか」
この考えをベースに自分の理想人生にフィットする働き方と時間の使い方を目指していくべきなのかな、感じています。
最近、チャーリー・チャップリンの映画
『ライムライト』という映画を見ました。
この映画の中でも「願望こそが人生を作る」というメッセージが語られていて、『DIE WITH ZERO』ともめっちゃリンクするなと感じてて。
(カラーバス効果なのかなんなのか、やたら同じ意味や意義ある言葉に出会います。ちょっとスピリチュアルですがこういうのってまるで運命に”そうしろ”と言われているような、、、そんな時ありませんか?勝手に良い解釈をしてるだけかもですがw)
自分のやりたいことにまっすぐ向き合って、それを実現するために行動することが後悔しない人生を送るための極意だと思います。
最後に
『DIE WITH ZERO』もチャーリー・チャップリンの『ライムライト』も、人生について深く考えさせられる素晴らしい作品なので、ぜひ皆さんも手に取ってみてください。やりたいことをやれるうちにやって、後悔のない人生を送りましょう!