続・ポルノグラフィティ　胸を張って　自信を持って

ー今回はネタバレがあるため、その部分は有料にさせていただきます。ー

2015年、うつ病の身ながら参戦したThe Dice Are Cast八戸公演以来、実に6年ぶりのライヴになる。

続・ポルノグラフィティ

自閉症スペクトラムのため感情を感じにくいからなのか、あまりにも久しぶりすぎるせいか、チケットが配信されてもなかなか実感がわかないまま当日を迎えた。

会場は仙台サンプラザホール。もちろん以前にも来たことがある。しかし明らかに6年以上前のことなので記憶が危うい。「こんなだったかな…」と思いつつ席を探す。

もちろん事前にネットで座席の位置は確認していたが、思った以上に近い。晴一側で、おそらくステージから3m弱ではないかと思われる。直線上に座席がないので見やすい。

コロナ禍ではあるが、緊急事態宣言は解除されているためか1人おきや1列おきに着席している様子はなかった。人数制限があったかどうかはわからないが、会場は割と埋まっているように見えた。

開演15分前くらいに、ツアーグッズボイスストラップの使い方講座が開かれる。会場のスタッフがボイスストラップをしているのが謎だったが、ここで実演するためと判明した。

ちなみにこのボイスストラップはライヴ中にも活躍するので、お持ちの方はぜひ渾身の録音をして参戦することをお勧めする。

冒頭でも書いたが、2015年以来の、しかもうつ病で何も覚えていないライヴ以来の参戦だ。そんな私よりも熱心にポルノグラフィティを応援してきたファンの方々についていけるだろうか。正直不安だった。

でも、ライトが消えてステージが照らされ、ポルノの2人の姿を見たとき。そして昭仁がその第一声を発したとき。

私の体は彼らの音楽を、そしてライヴを覚えていた。

01.IT'S A NEW ERA