人種の話@オーストラリアの小学校

ご無沙汰しておりますが、こんにちは。オーストラリアの小学校にて教員補助の実習の話をずっと書いていて、それから少しこちらのブログから離れていました。実は私は、教員補助を目指すのを止めにしていました。その経緯は別にブログにするのですが、それで半年ほど(それ以上かな?)書くのを止めてしまって。ただ、それでも書きたかったことは合って。それもあってこちらのブログに戻ってきました。

オーストラリアの小学校の人種の話。移民の国なので、とにかく色々な人種の子供がいるのですが、それは、当然のことながら、住んでいるエリアによって大幅に左右されます。私が実習をさせてもらっていた学校は、6年生だけ、ざっと見ても90%が白人オーストラリア人。残り10%にアジア系、アフリカ系、ヒスパニック系そして中東系がいました。

実は私のクラスには一人日本人の子がいて、もう一人はインド人の子、そしてアフリカ系の子が二人、そしてヨーロッパ系かなと思う子が一人。大きく分けると、この10%の数人が、オーストラリア人同士で固まっている子たちの中に入らず、何となく一緒に居るように見受けられました。

前回、こちらの記事で出てきた登場人物のシンとロン(両者とも仮名)

ロンはインド人でシンは日本人でした。

私の率直な観察ですが・・

この10%のマイノリティー的な人種の中にはとてつもなく勉強ができない子と勉強ができる子が混じり合っていました。ロンとシンはとても勉強ができる子。でも、二人ともオーストラリア人で優秀な子たちで固まっているグループに入らずにいました。特に、ロンは勉強ができるのに、あまり出来ない子といつもふざけてばかり。不真面目な子に混ざって、悪い子ぶっているようにも見えた。

オーストラリア人で優秀な子のグループの子たちは、勿論他の子を仲間外れにしているわけではなくて。ただ、自分と似ている子たちと必然的に仲良くなってしまうだけなのです。みんな、平等に仲良く、という意識はあると思う。

子供たちを観察していて微笑ましい一方で複雑な気持ちになったのでした。


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