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その日々を忘れないように・3/28-4/3

20/03/28 お風呂の日
 完全な思いつきで押し入れ用収納(キャスター付)を買う。
それが当たった。
今までメイン本棚にぱんぱんに詰まっていた漫画を避難させることに成功!
これで心置きなく増やせる!!
あと放置してるリストも再編集しなきゃな。

20/03/29 愛を押し付ける日
 昼間の用事を経て、帰ってきて生配信ライヴを視聴。
the band apart(通称・バンアパ)とフルカワユタカの対バン。
一通り観てから、ギターを引っ張り出してバンアパの「Eric.W」をコピーしようとする同居人にときめく。
ライヴでぶち上がるイントロのあれを頑張って弾こうとしてる姿に萌え萌えきゅーん、である。
好きなものを肯定的態度で受け入れてくれるのはやっぱり心地良い。

20/03/30 どんよりしてるのは空じゃない日
 不安ビジネスが一番成り立つのは人間(著名人)の死である。
亡くなったことはただ哀しいことだけど事実として受け止める。
人はいつか死ぬ、それ以上の感情を持つべきではない。
何年か前、癌でなくなった著名人の名前を出して保険を提案されたことを思い出した。
宣伝文句は「若くてもかかるものだから」みたいな感じ。
人の死を売り物にしているようで腹が立った。
今回はそうならないと良いけれど。

20/03/31 当たり前の雲行きが怪しい日(ここんところずっとそうだ)
 仕事がサービス業なので不特定多数の接触をエンドレスに繰り返すし、間違いなく「感染経路不明」に該当するであろう身の上なものでわりとインフルエンザと同程度の危機感しか持っていない。
が、こんな大事になる前に計画していた件をどうするかを再検討することになった。
「募っているけど募集してない」体裁での決行か否か、最近の日本人が大好きな自己責任でいっそ投げようかしら。

20/04/01 嘘で笑う日
 テレビが阿呆ほどつまらないのでラジオを聴いている。
いつも良い声で話すパーソナリティーのご尊顔が気になったので調べたところ、友人に激似。
正面からだとまったく似ていないのだが、ある角度からの写真が物凄く完璧で笑うしかない。
今早速本人に「ラジオDJに転職したんですか?」とエイプリルフールらしくLINEで聞いてみると、これまたそっくりなバンドマンの写真を送り返された。
見事な返り討ちだった。
思い出し笑い確実だ、ちくしょう。

20/04/02 晴嵐の日
 花冷えで冬コートのクリーニングを躊躇う。
ぽかぽか陽気の春の日は遠く、週間天気予報は横這いだ。

20/04/03 レバーとほうれんそうで鉄分を摂る日
 Facebookで日記(音楽とそれにまつわるちょっとした覚書)を書いていたら激しく真夜中になってしまった。
焼酎のロックの氷が解けるくらいの時間を浪費したところで寝るとしようかな。


ま/と/め
 「彼の最期の仕事は偉大」「彼の死を無駄にしない」といったニュアンスで某都知事は言ったそうだ。
言わざる得ない立場だろうけど、彼は元々病気を持っていたことを棚上げにして新型肺炎にぶち殺されたという認識はやばい。
今回のウイルスがほんの少し背中を押したに過ぎない、にもかかわらず不安がオーバーシュートだ。
 死はすべての格差をすっ飛ばして平等に手加減なくあまねく降りかかるものだ。
明日交通事故に遭うかもしれないし、明後日直下型地震が来るかもしれないし、何年後かにぽっくり逝くかもしれない。
端から見たら死は理不尽である、が本人は嘆くことはできない。
(嘆くとしてもできるだけ短いほうがいいのでさっさと安楽死したいとすら思う、精神の半分は隠居同然なのだから)
 ちなみにご冥福をお祈りするというのは私の役割ではないのでお悔やみの言葉は差し控える。
読んでくれてありがとう、ではまた来週。

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