その日々を忘れないように・3/11-3/17
19/03/11
仕事先の社員さんの電話で目が覚めた。
明らかに寝起きの声で出てしまう。
前に見たシフト表で「月曜日の人が足りない」と思っていたので予想の範囲内。
今月は出費がかさむので二つ返事で出勤しますとも。
夜のニュースは言わずもがな震災のこと。
大事な人を大事にしたい、と思うのが私にとっての3月11日。
19/03/12
少しだけ米原万里の『旅行者の朝食』を読む。
料理エッセイと見せかけてロシア雑学本だった。
19/03/13
近所のコーヒーショップで四方山話。
ここのメニューはいたってシンプル。
コーヒー豆の原産国名しか書かれていないのでどれがどんな味かがわからない。
今日の気分(酸味控えめ・程好く苦め)を伝え、「ブラジル」にする。
さっぱりとした苦みが寒風の中歩いてきた身に染みる。
常連さんとの静かに穏やかに進む会話が心地良いのはひとえに店主のお人柄か。
夜はうってかわって賑やかな中華料理店へ。
山崎まさよしの「中華料理」を脳内BGMに設定、久しく食べてない酢豚の口になる……が、残念ながら満席!
友人に前に連れていってもらった焼き鳥屋へ。
一通り美味しい串を食べて、二軒目は日本酒をメインに出すいつもの店へ。
鎖骨を折った大将は元気で良かった。
それでも通常の半分のメニュー、快気祝いのときにまたお邪魔しよう。
19/03/14
近所をランニング。
夜は走れるくらいの寒さになってきた。
往復2.5kmで息が上がる。
折り返し地点は坂の途中の公園の入口、下り坂から見下ろす街と工場の明かりで馴染みの風景がちょっと良いものになっている。
来月はこの4倍走るマラソン大会に出るのでぼちぼち調整していきたい。
19/03/15
レバニラ定食を作る。
19/03/16
天巻定食を食べる。
前に夜に連れてきてもらった店で(大坂なおみの全豪優勝を観戦したからか)女将さんに覚えられていた。
結構なボリュームでリーズナブル、他のメニューも食べたい。
19/03/17
旅とカメラ仲間の友人の結婚式。
お母さんよりお父さんのほうの心情を思ってもらい泣きしそうになる。
バージンロードで新郎に手を託すとき、もう片方の手を新婦の腰にポンと当てるところ。
書いていても「うわあああ」って込み上げてくるものがある。
大事に育ててもらって、その感謝をしっかりと伝えることができる夫婦、とてもお似合いだと思った。
二次会などはなかったので、仲間内だけで店(漬物屋)に入ってひたすら喋る。
式の感想や次に行きたい場所、話は尽きることはないけど新幹線の時刻があるので21時前にお開き。
年に一回集まれるかどうか(去年の11月がほぼ2年振りくらい)だけど、誰かが辞めるって言い出さない限りは遊びたい。