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大好きな場所がまたひとつ (2024年6月の日記)

大阪は「咲くやこの花館」へ。初めて行ったこの植物園、すごくお気に入りの場所になった。

久しぶりに出会ったガジュマルの大木や、バンダ・カトレアなどといったド派手な蘭、足元で所狭しとひしめき合っているアロカシアやカラテアは、あの時感じた亜熱帯の衝動を想い出させた。やっぱり俺の居場所は亜熱帯なんだろうか???

そして何と言ってもここの展示。「熱帯花木室」「乾燥地植物室」「高山植物室」とかいう風に大きくエリア分けしてあったんだけど、例えば「乾燥地植物室」なら、マダガスカル・アフリカ・アメリカ大陸と生育地域ごとに更にエリア分けしてあって、それはそれは「分かっていますね〜!!!」な展示だった。そうです、ハオルチアやガステリアの原産はアフリカであって、アメリカ大陸出身のサボテンやアガベと同居しちゃうととっても不自然なのです。デザインした方、気が利いています!

灼熱の「乾燥地植物室」から、隣に位置する「高山植物室」へと一歩足を踏み入れるとそこはとてもひんやりしていて、気温と同時に植物相も、触れるとこっちがケガしそうな厳つい植物から、触れると絶滅しちゃいそうな儚げな植物へと様変わりした。そしてここも、日本・ヒマラヤ・中国・ヨーロッパのようにしっかりとエリア分けしてあったのに加え、とても自生地ライクな感じで展示してあったのでとても見応えがあった。見応えはあったんだけどしかし、高山植物への理解や知識がこれっぽっちもなかったが故、「わー!綺麗ー!」という感想だけで退散w いつかのリベンジを誓ったのでした。


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