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「ラブ・ネバー・ダイ」第一幕 あらすじ ネタバレ
日生劇場で観てきました!
初演ぶり2回目の観劇でした。
次の再演はいつかな?と、早くもロス😆
記憶が薄れる前に、あらすじを忘備録として書いてみます。
記憶違いがあったらごめんなさい
⚠️ネタバレ満載です!お気をつけください。
🕯️ 第一幕
オペラ座からファントムが姿を消して10年、ファントムはニューヨークのコニーアイランド一帯の経営者として成功し、「ミスターY」と名乗り遊園地に身を隠していた。
しかし、クリスティーヌを思い続けるファントムの心が満たされることはない
<mー1 君のうたをもう一度>。
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ファンタズマ(見せ物小屋)のサーカストリオであるフレック、スケルチ、ガングルは、コニーアイランドの謎を紹介する<mー2 コニーアイランドワルツ>。
コニーアイランドでは、マダム・ジリー(オペラ座の元バレエ教師)プロデュースのショーで、娘のメグ・ジリー(クリスティーヌの友人、オペラ座の元ダンサー)がショウガールとして観客を魅了している<mー3a あなただけに>。
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その舞台裏、マダム・ジリーは、新しいマンハッタン・オペラ・ハウスの柿落としのコンサートのために、クリスティーヌがオスカー・ハマー・スタイン1世に招聘されたという新聞記事を読む。
マダム・ジリーは娘のメグがショーに集中できなくなるのではと心配し、10年前にメグと共にパリからニューヨークにファントムを密入国させたことを思い返す。
コニーアイランド到着後も、マダム・ジリーは政治家や投資家、マスコミの間を奔走し、メグは身体を使って権力者をもてなしたことで、今の成功を収めていたのだ。
そしてファントムに認められたい一心で努力を続けたメグは、ショーの看板スターとなり、ファントムを支え続けている<mー3bこの10年>。
マダム・ジリーは、ファントムの才能を愛したのは我々二人であり、クリスティーヌは裏切っただけ。クリスティーヌには、彼にも彼の音楽にも近づいてほしくないとメグに語る。
一方、ラウルと結婚したクリスティーヌは、パリで伝説のソプラニストとして活躍していた。
10歳の息子・神童グスタフにも恵まれ、一見して順風満帆な生活を送っていた。
というのも、ラウルがギャンブルで多額の借金を作ってしまい、酒に溺れる毎日を送っていたからだ。
クリスティーヌは、借金返済のために、オスカー・ハマースタイン1世の申し出を受け、コンサート出演のため、家族3人で船でニューヨークにやってくる。
一家をニューヨークの埠頭で待ち受けていたのは、騒々しいマスコミや物見高い人々だった<mー4 クリスティーヌ到着>。
ラウルはギャンブルの借金のことなどを見物人たちに揶揄され苛立つが、クリスティーヌは落ち着いた面持ちで下船し、母として人気歌手としての威厳を見せる。
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3人は、怪しい[馬のない馬車]で迎えにきた前述のサーカストリオと共に、マンハッタンではなくコニーアイランドのホテルに向かう<mー5トリオの出迎え><mー6 コニーアイランドまで>。
迎えにくる約束であったハマースタイン1世の姿が見えないことに怒りをあらわにするラウル<mー7 なんてひどい街>。
ホテルのスィートルームに着くと、グスタフはラウルが一緒に遊んでくれないと落胆する。そんなことにお構いなしのラウルは、バーに一人で来るようにとのハマースタインの伝言を受け、出かけてしまう。
グスタフはラウルに愛されていないと感じるが、クリスティーヌは心の目で見るようにと諭す<mー8 心で見つめて>。
グスタフが眠りにつくと、バルコニーのガラス戸が突然開いてファントムが部屋に入ってくる。
ファントムは10年前に死んだと思っていたクリスティーヌは驚き気を失う。
クリスティーヌを抱き抱えながら椅子に座らせるファントム。
クリスティーヌは気がつくとファントムに、「ラウルとの結婚式の前夜に二人で会った。ファントムを愛し、誰よりついていくと誓うはずだった。なのに消えるなんて」と問いただす。
ファントムは「愛していたから、無理とわかっていた。悔いは無い。けして死ぬまで忘れはしない あの夜を」と抱き合う<mー9 月のない夜>。
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クリスティーヌは「遠いあの日に始まったストーリー、覚えている全てを。でも、もう戻れない。他の誰かをを選んだ時から、彼を愛し支えるのが今の私」と語り、
ファントムは「遠いあの日に終わらせたストーリーだが、今思えば、間違えたのか?この手で時を戻したいけれど、もう遅すぎる」と思いを語る<mー10 遠いあの日に>
ファントムは、もし自分のために歌ってくれたら、ハマースタインの二倍の金額を払うと提案するが、クリスティーヌは拒否する。
突然、グスタフが悪夢にうなされ目を覚ましバルコニーにやってくる<mー11 お母様 怖い>。
クリスティーヌはグスタフをファントムに紹介する。ファントムは、グスタフをバルコニーの手すりに立たせると、明日ファンタズマの全てを見せると約束する。
グスタフが寝室に戻ると、ファントムはクリスティーヌに「どうか一度だけでいいから歌ってほしい。歌わなければグスタフを消す」と脅し、自分が書いた楽譜を手渡し去る。
待ち合わせのバーにハマースタインは来なかったとラウルが戻ってくると、クリスティーヌは、契約者が変わったと‘ミスターY’と謎の名前がかかれた契約書を見せる。
翌日、ファンタズマのリハーサル室にて、メグとクリスティーヌは喜びの再会をする。
メグはクリスティーヌが翌日のコンサートの主役を務めることを知る。何かの手違いか?主役は私のはずなのにと困惑するメグ。
クリスティーヌは、アリアを一曲だけよと伝える。
はじめこそ再会を喜んでいたメグであったが、徐々に自分とは違う旧友の成功した姿に嫉妬を覚える。
ラウルもマダム・ジリーと偶然再会し、ミスターYがファントムであることに気がつく。
四人は、久々の再会に祝杯をあげるが、それぞれの胸中は複雑であった<mー12 懐かしい友よ>。
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その頃、グスタフは、サーカストリオに導かれ、ファントムに出会う。グスタフがピアノを弾き語りするのを聞いたファントムは、まるで自分と同じように奏でると思う。
ファントムは、ファンタズマを案内しながら、自分が美しいと思うコレクションをグスタフに見せる。
この少年が10歳であり、自分と似た感性と音楽の才能を持つことにを知ったファントムは、自分がグスタフの父親なのではないかと疑い始めていた<mー13 とっても綺麗>。
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グスタフは、ファンタズマの奇妙な人々を見ても恐れなかった。
ファントムはグスタフが受け入れてくれると思い、自ら仮面を外すが、グスタフは恐怖で叫び声をあげて逃げる<mー14 美の真実>。
クリスティーヌはグスタフに駆け寄り慰め、メグにグスタフをホテルに連れて行くよう託す。
ファントムに問い詰められ、クリスティーヌはグスタフがファントムの息子であることを認める<mー15 問い詰められて>。
ファントムは、真実を公表しないようにクリスティーヌに約束させる。グスタフを傷つけないために!
そしてクリスティーヌは、約束を守るとともに、ファントムのためにもう一度だけ歌い、ここを去ると誓う。
誰よりも美しいものを愛するのに、己の醜さを呪い、孤独であったファントムは、美しく才能あふれる我が子の存在を知り、歓喜に震える。
ファントムは自分の所有する全てをグスタフに遺すとひとり宣言する。
しかし、それを影に隠れて聞いていたマダム・ジリーは
「今まで10年間耐えてきたのに、これが答えなのか?全てをあの子に奪われるのか!」と激怒する。
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すんごい長くなっちゃった!
2幕は次に〜。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
公式ホームページ、プログラム、Wikipediaを参照しながら書いています。
また思い出したことがあったら、都度 修正して行きます。
2幕のあらすじは、こちらから↓
概要はこちらから
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