劇団四季「壁抜け男」をみて、鏡を抜けたかった話🤣
ごきげんよう✨
ミュージカル大好き❤️自称ミュージカル広報メリアです。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
劇団四季の「壁抜け男」を観劇後、ワークショップに参加したメリアの思い出話です。
よろしかったら、お付き合いください🥰
「壁抜け男」を観に行くぞ~🎶
今から20年くらい前だったか🙄
メリアは、北川潤先生(元劇団四季)のミュージカル歌唱講座に通っていた。
受講生の中に、劇団四季のシアターアドバイザーの方がいらしていて、講座の後にご飯を食べたりと、仲良くしていただいていた。
そのAさんの薦めで、受講生数名で「壁抜け男」を観劇することになる。
Aさんいわく、
「観劇後に、出演俳優から歌を教われるからね」
わぁ~楽しそう‼️
俳優さんたちを囲んで、和やかに歌うシーンを思い描いた当時のメリア💦
観劇後、その考えが甘かったことを思い知ることになる🤣
客席の違和感!
「壁抜け男」は、お洒落で、ちょっと切なくて、じんわりと感動する良作✨だった。
しかし、なんか客席の雰囲気がいつもと違う🙄
平日マチネなのに、若い男性率が異様に高い❗
男性に人気の演目なのか?
それにしても、ミュージカルを楽しみに来たというより、真剣に見いっている感じ。姿勢をただして座っている🙄
その疑問は、終演後に判明する。
ワークショップ
幕が降りると、早速、Aさんに誘導され、稽古場へと移動する。
つい先ほどまで出演されていた俳優さん、3~4名が稽古場にいらした。
壁は鏡で覆われ、バレエのバーがある。
ピアノの他に、ストレッチや筋トレの簡単な器具もあった。
俳優さん達から、四季のメソッド「母音方」や腹式呼吸のレクチャーを受ける。
「母音方」が、なかなか難しい‼️
そうこうしているうちに、簡単な歌詞カードを渡される。
ソプラノ、メゾ、アルトに分けられて、それぞれのパートに分かれての歌唱指導が始まる。私は、メゾに加わった。
鏡を抜けたい
ある程度メロディがとれるようになった頃、突然、俳優さんが、
「では、各パート一名ずつ前にでてきてもらって、三人で合わせてみましょう🎵」
なぬーっ!
いやいや、確かにミュージカルは好きですが、こんな大勢の前で、
たった今習ったばかりの、
まだ不完全にしか音を取れない状態で、
歌う勇気はありません‼️
同じメゾにいた友人Bも、驚愕の形相🤣
しかし、なんと、立候補で自ら前に出る猛者がいた!
それが、違和感を感じた観客たち。姿勢の良い若い男性たちだった❗
そう、彼らは、ある合唱団のメンバーだそうで、四季の歌唱指導を目的にやってきていたのだ‼️
恐ろしく上手い男性陣👏
次々に立候補し、綺麗にハモる❗
立候補者がいなくなると、俳優さんたちは、指名し始めた(笑)
アルトパートにいた友人Cが指名された。
なんと、彼女は綺麗に歌っている!
あ~そうだ、確か、アカペラが趣味だったよ彼女は~💦
指名されないように、友人Bとともに後ずさるメリア🤣ミュージカル歌唱講座に通っていながら情けない😂北川先生ごめんなさい🤣
私たち以外にも、同じように後ずさる人がちらほら。
メリアと友人Bは、最後列まで後ずさる🤣
二人の後ろは、もう鏡。
鏡と一体化するほど後ずさったとき、友人Bが放った言葉がこちら⤵️
「壁じゃなくて、鏡を抜けたい気分よ!」
さすがに、そこまで歌いたくない人を無理強いすることはなく、私たちは歌はずにすんだ(笑)
「壁抜け男」が醸し出すお洒落な雰囲気と、友人Bに「鏡を抜けたい」と言わせるまでの狼狽の対比が、今も可笑しく思い起こされるのです😆
とても良い経験をさせていただき✨ありがとうございました☺️
後日談
シアターアドバイザーのAさんが、
「今度ね、ダンスのワークショップあるんだけど、どう?」と!
丁重に辞退申し上げました🤣
※お写真は、劇団四季HPからお借りしました。
劇団四季「アラジン」についてはこちらから
「ライオンキング」観劇のエピソードはこちらから