アナグマ屋、初めての挫折
こんにちは。靴と靴下だけを取り扱うお店、アナグマ屋の店主です。
こんなこと、ブログに書いてもいいものかと考えましたが、このブログで軌跡を残すのもアリだと思ったので、気持ちを正直に書くことにしました。
最初に断っておきますが、相手を悪く言うつもりはこれっぽっちもありません。
それぞれの事情がある。
何のことかというと、靴下の取り扱いを打診したブランドさんに振られました。
今までも何度か同じように取り扱いが保留になることもありましたが、完全に振られたことはありませんでした。
そのブランドさんへメールを送って、返事が無かったので
もしかしたら届いていなかったのかも!?
と焦ってSNSからも同様のメッセージをお送りしてメールが帰ってきた、内容が
バッティングするので卸すことができません。ということ。
バッティングって何?あぁ、同じ地域で取り扱っているお店があるってことかな。
大丈夫そこは抜かりない!お店の人に会って了承を得たぞ。
情熱をもって私が売りたい気持ちを伝えたらきっとわかってもらえるさ!
と
そして熱く、どうして靴下を販売したいか、靴下を愛しているか、そのブランドの靴下も同様にすべてを分かったうえで販売するで!
的な事をメールで返事して、どうしても売って欲しい、売らせてほしい事を伝え、なおかつ
今すぐには難しいのかもしれない。店舗が出来てからなら卸してもらえるかも!?
と思ってそのことも伝え、返事で断られるのが怖かったので、店舗出来てからまたご連絡させていただきます!
と念には念を入れて返信をしました。
・・・だって好きなブランドなんだもん。仕入れたい。
とまぁ、一方的なラブメールを送った結果、あっけなく。
新規のお客様は選定していて、察してくださいね。
のような内容で撃沈。
チーン。
その日の夜はお風呂で寂しく一人でシクシク泣きました。
靴下の普及を!と、建前上きれいなことを言っていても、本当はただ単に靴下が好きなので、自分の好きな靴下を集めた理想のお店を作りたい気持ちの方がもちろん強い。
最初に手帳に書いた、私の好きな靴下メーカーのひとつに振られた。
かなりショックは大きかったんです。
なにが駄目だったんだろう?お店が無いから?メールの内容?そもそも面識がないのに急に打診したから?私のネットショップがおかしい?インスタの写真?Twitter?note?なにがダメだった?なにか嫌われるようなことしたのかも?暑苦しすぎた?忙しい時期にメール送ったから?最初からメールしたのがいけなかった?ブランドのイメージに私が合わない?ほかの靴下と一緒に置いてほしくない?
わからない、何が悪かったのか、全部なのか・・・とぐるぐる頭の中を駆け巡りました。
いくら考えても私の中に、答えなんか無い。落ち着こう、素数を数えて落ち着こう。に、さん、ご、なな、じゅういち・・・
ひとついえることは、今後このようなことは商売をして行くうえでたくさん起こるということ。
挫折。
自分の範疇ではどうすることも出来ないこと。でもここで終わりではない。
きっと次にチャンスは来るはず。
最初から完璧なんて無理だ。
ゆるりとした気持ちでお店を開こう。と自分に言い聞かせるのです。
ネットショップもよろしくね
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