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靴下はネットショップでもどこでも買えるけど?

こんばんは。くつとくつしたのお店を作るよ!アナグマ屋の店主です。

靴下のセレクトショップを作ると決めて、自分を奮い立たせるために最近ちょっとした哲学的なことを考えたりします。

靴下は基本的に工業製品です。

手編みではない限り、1点ものやプレミアム感のあるものは少なく、いろんなお店で買えますし、自宅のこたつの中でもネットショップから購入可能です。

例えば、作家さんの作った、ここでしか買えない、1点ものの靴下なら、どうしても欲しい人はわざわざその地へ赴き、購入するかもしれません。ネットショップもその人から買うしかないので検索してアクセスします。

アナグマ屋のネットショップはどうでしょう?

売っている商品はすべて既製品です。
もちろん、どのブランドの靴下も良いものですが、ここでしか買えないものは無いです。オリジナルのブランドも無いです。

じゃあどうしたらアナグマ屋で買ってもらえるのかな?

物を消費されきった時代に
お客様はどういう判断でものを買うのかというところ。

私は植物が好きです。お花を植えたり、庭のガーデニングスペースに緑を植えたりすることを趣味としています。

お花はホームセンターで安く買えますが、よく行く「アップルハウス」というお花屋さんが近所にあります。

少しお花屋さんとしてはお値段が高めです。ホームセンターでは50円で買えるパンジーが80円するとか、そんな感じです。
なんでよく行くのかっていうと、圧倒的に種類が多いからです。

パンジーといえばホームセンターでは黄色・紫・白・ボルドーくらいの色のラインナップが
アップルハウスに行くと黄色、ちょっと黄色、黄色と紫、黄色と白・・・といった風にホームセンターの10倍くらいの色があります。
それだけじゃなく毎週、違う植物があったり。お花じゃないリーフ系の植物が多かったり、田舎である香芝市において圧倒的な品数、種類なんです。

しかも1週間で種類が大多数入れ替わってるので、用がなくてもついつい立ち寄りたくなるんです。

欲しいカメラがあります。
普段オリンパスのカメラを使っているのですが、普段使っている「OM-D E-M10 MarkII」がなんだか物足りなくなったので、「E-M1 Mark II」が欲しいなと思っています。
欲しい機種が決まっているので、近所のエディオンでも買えるし、ネットでも買えるのですが、日本橋のトキワカメラで買おうと思っています。

以前にカメラに悩んでいるときに相談したら親切、圧倒的な知識でアドバイスをくださったからです。

長々と書いていて何を言いたかったか忘れてしまいましたが少し前に読んだキングコング西野亮廣さんの本にグッとくることが書いてありました。

この人から物を買いたいと思わせる。信用を得る。

何でこんな単純なことを忘れてしまっていたのかな。ってその時本を読んで思いました。

アナグマ屋は靴下1足1足作り手の思いを丁寧に伝えて、靴下の伝道師になることを目標としています。

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