どんな靴下を届けよう?
くつとくつしたのお店を作るよ。
店主が店主になるまで。
お店を作るにあたって、重要になってくるのは商品選び。私自身はお店をした経験がないので、どうやって仕入れたらいいのか、どういう風に経営をしていったらいいのか右も左もわかりません。
何が必要?
備品・税制・社会保障・場所・設備・・・
とはいえ、メーカーでの商品企画や企業での営業経験、ネットショップの経験などはあるので、なんとなくこうしていこう!
という流れはなんとなく決めていました。
何がなくても商品は必要や。
基本的には靴の下ブランドの靴下を仕入れたい。メーカーさんや工場さん、ブランドさんが子の靴下はこんな靴下!
とこだわりをもって、心を込めて作っているものを愛情をもって一般の方にひとつひとつ紹介したいと思っています。
知っている靴下ブランドは何個かあるのですが、まだまだ私の知らない面白いブランドは国内外ふくめてまだまだあるはず。
なので少しずつ充実させていければいいなと思っています。
最初にこちらの靴下を仕入れました。
たむら靴下店さんの靴下です。
内側がシルク、外側がウール混でできた靴下です
履き心地を追求し、日本で3人しかできる人がいない職人技で縫い合わせています。
編み機で編んではいますが、全体の作る作業のうち、8割は手作業。1日の製造数量も限られているとっても希少な靴下です。
創業70年を迎える、群馬県の町工場「たむら靴下店」製の靴下です。明るいおばちゃんたちが毎日頑張って作ってらっしゃるそうです。
内側のシルクの部分と外側のウール混の部分はつま先でしっかりと縫い合わさっています。考えるとすごく難しそうな作業なんですが、企業秘密の独自の縫製方法で縫い合わされているそうです。
なので、靴下の中で2重になった靴下がずれることなく快適です。なにより、この2重構造がたっぷり空気を含んでくれるので保温効果抜群!
ちなみに、こちらの靴下を編んでいる機械は「ベントレー」製だそうです。ベントレーといったら車のメーカーを思い浮かべますが、そのベントレーです。
トヨタもトヨタ織機が起源なので、編み機も織機もそれほど精密で精巧な機械なんですよ。
内側のシルクの部分はすべすべしていて肌触りがとても良いです。
シルク、つまり絹なんですが、タンパク質でできた繊維で、独特の光沢があり、蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分としています。
タンパク質なので人間のお肌と近い成分なので、肌にしっとり馴染みます。
冷え取り靴下に使われているのはこういった理由からなのです。確かに絹の肌触りはほかの繊維にはなかなか出すことできません!ちくちく、かゆかゆしないですし、しっかりと保湿してくれます。
そして、店主が惚れ込んだポイントはなんといってもこの表の編地。
ざっくりとした素朴は風合いは既成の靴下では見かけることの少なくなったローゲージ。
ローゲージ。ざっくりとした厚手の靴下のことを指すのですが、このローゲージで2重になって、内側シルクになった靴下他に類を見ません。
こう聞くとすっごく安いですよね?
これを作ってくれているおばちゃんたちにめちゃくちゃ感謝です。近いうちに出張して直接話を聞いてこようと思います。
奈良から群馬はちと遠いけど。絶対行きます。
これが足を温めるベスト!
もうめんどくさい5本指靴下を重ねなくてもこれだけで暖かいんですよ!ほんと。
全然締め付けがありません。
リラックスしてはいていただけます。ゆるーく。
でもこれで出歩くことはできないです。
ウール混とはいえ、ウールはとっても摩擦に弱い繊維、シルクも摩擦に弱い繊維。
なのでガンガン歩くお外用には向きません。
あくまで室内メインで大切にはいていただきたい。
早速ネットショップを作ってみました。
ネットショップはSTORES.jpというカートシステムを採用してネットショップを運営することに決めました。
ランニングコストがかからないからです。
販売するたびに手数料が発生して売り上げの金額から数%引かれていくという方式なので売れなかったらコストはかからないので、始めたばかりの私にはうれしい仕組みです。
最近CMでよく見るBASEも同じような仕組みのネットショップですね。
今後は実店舗オープンに向けて物件探ししつつ、ネットショップで地盤づくりをしていきます!