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札幌市の敬老パス問題について

あちこちのメディアやSNSで札幌市の敬老パス廃止問題が騒がれていたので少し調べてみた。

まず、この手の問題になると目につくのが、初手で世代間対立を煽るような老害云々の誹謗中傷なので、そうはならないよう実際の利用データで考察してみる。

まずは札幌市の敬老パス利用状況調査を確認してみよう。



事業費推移をみる限りだと、まぁ削減したくなるのはわかる。
(予算額とはいえR5からR6で14億円も増えてるのはどうして?)


次は実際のチャージ額を見てみよう


このグラフからわかる事
・対象者(70歳以上)の内53.1%の人はそもそも利用していない。
・5~7万円チャージしている人で利用者の半数を占めている。
・5~7万円チャージしている人は全対象者の内12%程。

このデータを見た感想
・年間5~7万円のバス代って使うのなかなか大変じゃない?
 (通勤してたりするのかな?)
・対象者の内12%の高頻度利用者が得してるだけで、
 高齢者内での不平等が起きてない?
・対象者の半数以上が使ってないのなら廃止しても良いんじゃない?

以上、メモでした。

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