メルボルンに住むという人生が見えた旅
旅というものは、同じ場所を訪れても、人それぞれが異なる感性で受け取るため、全く違った印象を持ち帰るものだと感じます。
友人と一緒に同じ街を歩いていても、耳に入る音や目に留まる景色は、各自で異なりますし、どの瞬間が心に残るかも人それぞれで違うものです。
メルボルンを歩いていて印象的だったこと
特にメルボルンを歩いていて印象的だったのは、古い建物が多く残る一方で、超高層ビルが立ち並ぶエリアもあり、街を歩くだけでまるで映画の中にいるかのような気分になったことです。
また、碁盤の目のように整った街路はとても分かりやすく、歩いて回るにはちょうど良いコンパクトな街でした。
その街並みに溶け込む自分が、旅行者であるにもかかわらず、まるで現地の住人のように感じられる、そんな不思議な感覚を味わいました。
メルボルンで驚いたこと
メルボルンで驚いたのは、英語だけでなく、中国語やイタリア語、ロシア語など、様々な言語が聞こえてきたことです。
特に印象的だったのは、タクシーの運転手さんの英語がスペイン語訛りで、英語初心者の私には少し難しいコミュニケーションを経験したことでした。英語が中心だと思って訪れたメルボルンですが、この街には多様なルーツを持った人々が共存していることを強く感じました。
多様性の社会とは
日本って世界4位の移民大国なんですね。
ググったら情報がでてきて知りました。
日本の人口減少と労働力不足問題の解決案として外国人を受け入れる、という考えもありますが、一方で、移民が多いということは、多様な文化背景を持つ人々が共に暮らすため、社会ルールを守るのが難しいのではないかと気になる点も感じてました。
日本でも、ゴミ問題が取り上げられることがありますよね。
しかし、メルボルンの街は驚くほど清潔で、安全な空間として保たれていました。道にはゴミ一つ落ちてないことに驚きました。
移民が増えると社会秩序が乱れる、という発想はメルボルンで感じた雰囲気とは全く異なるものでした。
言葉ができなくても挑戦しようとしている、あるいは、言葉がうまくできないけれど、できるようになりたいというマインドをもった人がいて、この国に住む以上、そのルールに従おうとする姿勢を持った人々が集まる街なのでしょうか。
これが知的複眼思考かな?
いろいろな文化背景を持った人々が共に暮らすことは、難しいのではないかと最初は思っていましたが、実際にメルボルンを訪れてみて感じたことは、多様性の中に心地よさを感じたことです。
旅が素敵な学びと発見の場となった
メルボルンの街で得たこの感覚は、物事を一つの視点だけでなく、複数の異なる視点や角度から捉えることの大切さを教えてくれました。
あぁ、先ずは短い期間から、この街で学んでみたい。
同じ場所にいて、同じ風景を見ていても、感じ方は人それぞれ違うもの。
旅の本当の魅力は、まさにそこにあるのかもしれません。
これからも情報を更新していきます。
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