見出し画像

絶滅危惧種の宿命

新年のご挨拶も遅くなり早、5日が経ってしまいました。

年始に旅行に行ったので、その時のことを

書こうかと思いましたが

とても悲しいニュースが入ってきたので

そのことを書かずにはいられないと思い

今年1回目の投稿ではありますが

興味がある方にだけでも読んでいただけたらと思います。

1月4日7時18分

マリンワールド海の中道で飼育されている

ラッコの「リロくん」が亡くなりました。

17歳でした。


リロくん

人間にして70歳位だったそうです。

リロくんが亡くなったニュースは全国のニュースや

地元でのニュースで何度も取り上げられてました。

ラッコが亡くなっただけでどうしてそんなに取り上げられるのかと思った方もいるかと思います。

ラッコは現在絶滅危惧種になっており

日本で飼育されているラッコはリロくんを含め3頭いました。

今回リロくんが亡くなったことで日本で飼育されているラッコは

三重の鳥羽水族館にいる「メイちゃん」と「キラちゃん」の2頭となります。


メイちゃん
キラちゃん

リロくんはキラちゃんのお兄ちゃんでもありました。

ラッコの繁殖はとても難しいらしく

これまでも何度も試みてきたそうですが

誕生に結びつかず、今に至っています。

この3頭のうちリロくんは唯一のオス

そしてキラちゃんとは兄妹

もう一頭のメイちゃんは現在19歳とさらに高齢 

もう日本で飼育されている中での繁殖はできないとのこと…

なので、日本ではメイちゃんとキラちゃんしか水族館で見ることはできなくなりました。

自然界ではラッコは生息していますので

ラッコそのものがいなくなるわけではないですが

新たに飼育するための輸入などはできないため

この2頭が旅立ったら、日本の水族館からはラッコはいなくなります。

ラッコはただ可愛いだけでなく

とても芸達者で色んなことができます。

メイちゃんもキラちゃんもリロくんもとても芸達者で

見に来る人を癒し楽しませてくれています。

私もそんな3頭のラッコの愛くるしい姿を見て

実物を見たいと思い、一昨年には鳥羽水族館に行き

メイちゃんとキラちゃんに会いに行きました。

そして昨年は久しぶりにマリンワールドに行き

リロくんにも会いに行きました。

つぶらな瞳で可愛いお手手をほっぺにキュッとする姿が

可愛くて、何時間でも見ていられました。

九州にいてくれたリロくんにはまだまだ会いに行きたかったのですが

それがもう叶わないのが本当にショックです。

自然界のラッコ達も今以上に減らないように願うばかりです。

沢山の自然が崩壊したり

そのことで異常気象が起きたりすることで

自然界の生き物達も生きていくのが大変なのだと思います。

どんな生き物も生きやすい環境であればと思います。


仲良しのメイちゃん(左)キラちゃん(右)

いいなと思ったら応援しよう!