こだわりのウィンドウディスプレイ
私がZOYに携わるようになり、どうしても変えたかったウィンドウ。過去のウィンドウは壁に洋服をピン打ちしていたもので、ZOYっぽいという意味では良かったのですが(下記写真)
せっかくのシルエットも分からないし、天気や気温によって服を変えることもできない。なので、ウィンドウを変えたいとBOSSにお願いしたのですが、最初は受け入れてもらえず。。でもどうしてもカッコ良くしたいと、怒鳴り合いにもなりましたがなんとか納得してもらい、私もここまで言ったからには絶対カッコよくしなきゃ!とかなり考えました。プレス業は20年やっていたけど、ウィンドウなんてやったこと無いし、、とにかく限られた予算でどうしたらカッコ良くなるか、、ウィンドウには施工も入るし、、誰かパートナーが必要だと、、そこで仲良しのスタイリストに、某ブランドのショップデザインをしている戸島くんを紹介してもらいました。
まず、1番最初に戸島くんと作製したのはウィンドウではなく2021A/W ZOY展示会のディスプレイでした。テーマはパリです。
パリの街並みをパノラマで表現したいと戸島くんに伝え、こんな感じになりました!展示会の評判も良く、手応えを感じ、ウィンドウに突入します。
ウィンドウは主に3店舗、小田急ハルク、広尾、心斎橋。店舗によってサイズも違う。。戸島くんは図面を描いたりはプロだけどデザインどうしよう、、悩んだ結果、グラフックデザイナーの大浦氏にデザインだけお願いし、それを私と戸島くんで具現化しよう!と思い、即、大浦くんにデザインをお願いしました。大浦くんはとにかくセンス抜群!以前から色んなデザインをお願いしているのですが、毎回こちらが想像する以上のデザインを上げてきてくれる。めちゃくちゃ信頼のおけるデザイナーなので絶対カッコ良くなるはず!と。
2020 S/Sコレクションテーマは『ロサンゼルス』大浦くんのデザイン↓
やはりカッコ良い!で、これを具現化するのに、毎日花屋へ見に行ったり、造花を見に行ったり、一体何屋なのか分からないくらい観葉植物を見に行きました。喧嘩してまでやったんだから絶対カッコ良くしたい!と思い、予算内でゴージャス感を出すためにはどんな感じにしたら良いのか、、悩みに悩みましたが、みんなの協力もあり、かなりかっこ良くできたと思います!!
↑小田急ハルク
↑心斎橋2面
↑広尾
こんな感じになりました!自分としては納得のいく出来。BOSSも納得してくれました!笑 植木を運ぶのに、ZOYスタッフの末田さんとホームセンターでトラックを借りて運んだり、本当大変だったけど、今となっては良い思い出です!ウィンドウは完成したときの達成感が凄くて、この仕事やれて良かったなと本当に思える仕事の1つです。
今までの一部ですが、どのウィンドウも1回1回思い入れがあるので、、写真を見るとウルっときます。。笑
これからもしっかりウィンドウ作っていくので、お店に行った際はご覧になってみてください!
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