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オンライン英会話では英語を話せるのにリアルな状況で英語が出てこないのはなぜか?

オンライン英会話で先生と楽しく会話できているのに、いざ外国人の方と直接話そうとすると、途端に言葉が出てこなくなってしまう。そんな経験はありませんか?

実は、英語でのコミュニケーションは、単に単語や文法をどれだけ知っているかという問題ではありません。様々な要素が絡み合い、会話の難度を大きく左右しているのです。

外国語での会話の難易度を左右する要素とは

では、外国語での会話の難易度はどのような要素によって左右されるのでしょうか。

  • 相手がネイティブか非ネイティブか: ネイティブスピーカーは、自然な発音やスラング、そして文化的なニュアンスを理解しているため、非ネイティブにとっては聞き取りが難しく、会話についていくのが大変な場合があります。

  • 一対一か複数か: 一対一の会話は、比較的リラックスして行うことができますが、複数人での会話になると、話の流れが速くなったり、意見が衝突したりすることがあり、状況を把握するのが難しくなります。

  • トピックの背景知識: 話題に関する予備知識があるかどうかは、会話への参加度を大きく左右します。専門用語や業界特有の表現が出てくる場合、事前にある程度の知識を身につけておくことが重要です。

  • オンラインかオフラインか: オフラインでの会話では、相手の表情や身振り手振りから、言外の意味を読み取ることができますが、オンライン会議では、そのような非言語的な情報が制限されるため、誤解が生じやすくなります。

  • 視覚的な情報: 資料やプレゼンテーション資料がある場合は、視覚的な情報から内容を理解しやすくなりますが、何もない状態では、会話の内容をすべて聞き取らなければならず、負担が大きくなります。

なぜオンライン英会話と実際の会話で差が生まれるのか?

オンライン英会話の講師は非ネイティブ(フィリピン人など)であることも多いので、その分難度は下がりますし、テキストやチャットを見ながらゆっくりと会話できるため、比較的リラックスして英語を話すことができます。

しかし、実際の会話では、相手の発言をリアルタイムで聞き取り、それに応じて即座に返答しなければならないケースも珍しくありません。最も難しいのは「ネイティブ複数とのあまり背景知識のないトピックのオンライン会議で資料もなし」のような状況でしょう。

正直、私自身も仕事での会議でこの状況に直面することが多いので、かなり難しく感じます。この状況を改善していくために、オンライン英会話を受ける時もできるだけネイティブスピーカーの講師のレッスンを受けたり、日頃馴染みのないトピックでの議論をしてもらったりするなどの対策をしています。この状況に対応できるレベルの英語力にしていきたいですね。

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