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半年後に英検1級に合格するための学習計画

2024年10月に英検1級を受験しましたが、残念ながら不合格でした。特に苦戦したのは語彙問題と長文読解で、思うように点数が取れず、合格ラインに届かなかったんです。やはり英検1級は難度が高く、特に出てくる単語がTOEICなどの試験と比較にならないレベルでした。

英検1級の難度は、TOEFLやIELTSと比較すると、TOEFL iBTで100点以上、IELTSで7.5〜8.0以上に相当するとも言われていて、これはビジネスやアカデミックな場での高度なコミュニケーション能力が求められるレベルです。

ただ、ここで諦めるわけにもいきません。次こそは合格を勝ち取りたいので、半年後(2025年6月)をターゲットに新たな学習計画を立ててみました。特に意識しているのは「語彙力を徹底的に強化し、長文も語彙で押し切る」という戦略です。読解問題を解くうえで単語力が不足していると、文章全体の構造がわかっても細部で取りこぼしが出てしまうからです。では、具体的なスケジュールや取り組み内容を紹介していきます。

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戦略:語彙力アップに注力

英検1級における最大の難関のひとつは、やはり単語レベルの高さではないでしょうか。かなりニッチな単語や熟語が頻繁に出題されるため、「知っているつもり」程度の学習だと、いざ本番で瞬時に意味を思い出せない場合が多いです。そこで、まずはこれまで使ってきた単語帳や熟語集を回数を重ねて繰り返し、徹底的に定着を図ります。

加えて、長文読解では時間配分も大切なので、普段から英文を読む習慣をつけることにしました。語彙の確認をしつつ、速読スキルを上げることで、試験本番での読解スピードを底上げしたいと考えています。

スケジュール

1〜2月:ロゴフィリア8周目

これまでに何度も使用している単語帳「ロゴフィリア」を復習しています。今のところ8周目ですが、1回読んだだけでは定着しない単語も多いので、繰り返し学習を徹底。忘れている単語や、微妙に覚え違いをしているものをすくい上げるのが目的です。

3〜4月:英検1級短熟語EX 6〜7周目

次に、昨年5周ほどやった「英検1級短熟語EX」を6〜7周目まで回します。英検1級では語彙問題の一部や長文内でも難解な熟語が問われるので、ここをしっかり習得しておくと得点源になるはずです。

5月:英検1級予想問題

ここまでで積み上げた語彙力を試すために、5月は予想問題に取り組みます。本番形式で解くことで、時間配分の感覚や解き方のクセをチェックするのが狙いです。実際に解くなかで出てきた苦手単語をリストアップし、再度語彙ノートにまとめるなど、最後の追い込みにつなげていきます。

継続して取り組む習慣(1〜6月)

  • オンライン英会話(週3回)
    ネイティブ講師のレッスンを週3回受けて、レベル高めのデイリーニュースや時事問題を題材にディスカッションします。単語を「使える」状態にするために、自分の言葉でアウトプットする機会を増やすイメージです。

  • リアル英会話フレーズ暗唱(毎日)
    手持ちの英会話フレーズ集や参考書から、仕事や日常生活ですぐ使えそうなフレーズを毎日暗唱。音声でもしっかり覚えて、瞬発的に口から出るように練習します。

  • ポッドキャスト(毎日)
    通勤時間や移動の合間に、英語のポッドキャストを毎日聞く習慣を継続中。ニュース系や教養系など、ジャンルを幅広く選ぶと話題の幅が広がるのでおすすめです。ちなみに中国語も聴いています。

  • 仕事で英語を使う(毎日)
    幸いにも仕事で毎日英語を使う環境にいるので、これは英語力向上のかなりの助けになると思います。

英検1級は高い壁ですが、その分、合格に向けての学習プロセスで得られる力は大きいと実感しています。もし同じように英検1級に挑戦している方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。半年後、合格証を手にして「やってよかった」と思えるよう、地道な努力を続けていきたいと思います。英語の勉強している方は、一緒に頑張りましょう!

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