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海外生活後、迷惑外国人観光客をみて思うこと。

最近、迷惑観光客の動画が多くないですか?

神社で踊る動画、
電車で踊る動画、
渋谷の交差点で
踊る動画、

まあよく踊ってますよね。


英語圏のひとたちも、

Can’t imagine why Japan is sick of tourists.
(日本が観光客にうんざりしているのも無理はないね)

Deport!
(強制出国!)

と怒っているのを見かけます。
日本を心底大事に思ってくれる人もいるみたいです。

あの動画をみて真っ先に思い出したのが
オーストラリアにいたときの友人。

テンションがあがってか、
ローテーブルの上に靴のまま上がり踊り始めたんです。
それをみて、


あ、やば、文化ちがうわ!

ってすごい勢いで
引いちゃったのを思い出します。

でも1年過ごしてみると
全員がそうなのではなくて、
私と同じようにしずかーに、
一線を引くタイプがいることに気がつきます。

あ、理解できないわ、距離置こ

この感覚の人も結構いたんです。

ただ、注意をするというより、
距離を置くことが多いんです。

この人は理解できない、
自分とはちがうタイプ、
話すのはいいが深い関係にはならない
はい、他人!

そういうスタンスです。

思い返せば、
こういう疲れる事と出くわしたときに
海外のひとに相談してると

そういうやばいやつもいる。気にするな。

と励まされることがあったな⋯



日本にいると

◯◯をしたら罰金です
◯◯をしたら警察呼びます、通報します
こんなやつがいた

と何かしら社会的制裁を与えるべきという認識、
ザ・非常識というイメージがあったり、

同じ日本人として恥ずかしい。
親なのに、大学生なのに、社会人なのに、
こんなことするなんて恥ずかしい。

と同族意識や、役割への責任追及の言葉を
よく耳にする印象です。

オーストラリアにいたとき、
どちらかというと耳にしたのは、

あーどうしようもない人だね。

と一蹴する言葉。

オーストラリア人として恥ずかしい!

など、自国のイメージを気にするよりも

そういう奴って残念ながらいるのよ、ごめんね

と、あくまでもマナーを守る人側に自分はいて
迷惑をかけた人は別の人、
と線引きしている人が多かったのです。


なので今年の日本にきた迷惑観光客たちは、
たぶん、他国でも迷惑をかけていて


あーどうしようもない奴いるな

と放置されてきた人なのでしょう⋯


腹は立つ。
謝ってほしい。
わかってほしい。

その気持はありますが、

外国人は追い出せ!
これだから白人は!
◯◯人はおわってる!


と一括りに語ってしまうのは、
言いすぎなのかも?

グーグル先生によれば
今年9月までの累計で
26,880,220人の観光客が来てるそうなので、
そりゃ、数人いるか⋯

そしてどこでも踊っちゃう彼らの裏で、

「家で靴をぬぐ」というルールが世界で広まっていっていたり
SYOGUNで大和魂に惚れる海外の人がいたり、
店員さんの対応に感動する人がいたり、

日本の公共の場への配慮やマナーを
国に持ち帰らなくては、と思う人もいたはず!

迷惑外国人の増加とともに、
そんな優しくまともな眼差しの人々も
増加していくことでしょう!祈。

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