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海外サバイバルの副産物が日本で活きてる。

オーストラリアにいたとき、
たのしい半面
精神的には常にサバイバルだったわけですが⋯
ふとこの生活がもたらした副産物に気がつきました。


渡豪直後、海外ガールになる、ではないけれど、
現地のカルチャーに染まってみよう、
追いつこうと、
と必死になった時期がありました。

ただ、自分にしっくりこなかった上、
すぐにツラくなってきて⋯

私は日本人だわ!ムリ!

と限界突破して吹っ切れたのです。

ていうか、

気遣いだったり、
細やかさだったり、
手先の器用さ、
食事のおいしさとか。

日本も素晴らしいし!
と、これまで感じたことのない、
日本人である誇りもふつふつと湧いてきて⋯

最終的に、

もういい!
あなた達はこうかもしれないけど、
わたしはこれでいい!!

このスタンスになったところ、
すごく精神的にラクになったのです。

そして帰国した今また、
このスタンスが役立っています。

日本人の中にいようとも

あなた達はこうかもしれないけど、
わたしはこれでいい!!

このマインドになると、
結構、生きやすいんです。

たとえばSNSをひらけば

◯◯顔はこういうメイクをしろ、とか、
体型が◯◯ならコレを着ろ、とか、
◯◯歳でこれをやってないのはオワリ、とか、

友だち同士や会社では

◯◯に住んでるなんてお金があるね
あそこで結婚式だなんてすごい
あの子は英語が堪能
あの子はスタイルよくてかわいくてやさしい
あのひとはこんなにすごいことを成し遂げている

なんて声ばかり目にするわけですが

あの子やその人はすごい!
でも私は、あの子やその人じゃない!

と割り切れるようになったのです。

こんなこと、
海外前から意識してはいたけれど、
当時は言い聞かせ感があって、結局落ち込んでたんですね。

今回、海外という異国の環境にいたことで、
身を守るとなって
本当にカラダの髄に染み込んだ模様⋯笑


羨ましいという嫉妬や
自分はダメという劣等感が吹き飛んだんです。


これは海外に行ってきた人、
という、他人の目も
いい具合に作用しているかも。


と、意外な、海外サバイバルの副産物に気がついたのでした。

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