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おやすみ日記 11月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
11月前半の日記はこちらから。

書き残しておきたいイベントが多すぎるゆえ、いつもに増して長くなりそう。お好きなところだけつまみ食いしていってください🥢


✍️


11月17日
母と二人大阪旅行2日目。
「個人経営のおしゃれな雑貨屋さんとかカフェがあるような場所に行きたい」とリクエストされるも、ここは大阪アウェイの地。分からん、となり、まずはルクアに入っている蔦屋書店へ。前日、お友達が下見に付き合ってくれたおかげで迷わずガイドブックコーナーに辿り着けた。ありがとうお友達。

そういえば前回の日記で書き忘れていたけど、お友達と行った鼎泰豊で食べた豚まんがツヤツヤで可愛かったのを今思い出した。
歴代付き合った人/良い感じになった人のことを列挙できる友人関係は貴重。あとなんでこんなに「好きなバンドが一緒」の共通点から始まっただけだしそう頻繁に会えるわけでもないのに居心地が良いのかしら?と思ったら、手を伸ばすあらゆるものが似ていて「な〜んだ好きなものが一緒なのか!」となりました。改めて、ありがとうお友達。

ツヤツヤでかわいいねえ

話は2日目に戻して。とりあえずデカい商店街に行こう、あとここのお店が良さそうだからここを目指そう、となり、天満方面へ。
お好み焼きと串カツを昼夜で食べたいね、と話していたのだが、無事にお好み焼きにありつけた。天満エリアに数店舗あった、「厳島」というお店。
厳島だねえ?!となりましたが、広島焼きもお好み焼きも( ここ、その地に住む方々は呼び方にこだわりがあるのは知っていますが分からないので許して ) 食べられて違う地方民からするとありがたい美味しいお店だった。

アツアツを持ってきてくださるので
鉄板であたためつつ食べられるスタイル 幸〜

お目当てのカフェで一息し、梅田エリアに戻って母のお土産選びに付き合う。人付き合いを大事にするというか、我が親ながらお節介の域まで細やかな人だなあと母に対して思う。ゆえにお土産に対してもこだわりが強く、正直いつもチャッとお土産を買ってしまう身としては辟易してしまった。
けれどそれが離れて暮らし始めて、そして歳を重ねたからこそイライラせず俯瞰できるようになったことだな〜と考えていた。昔だったら「いい加減にして早よ決めて!!」と怒ってしまっていたと思うから。ただ、後からホテルで聞いた話だと「前はもっとあぁいう時に怒っていて、感情表現が減ったなあと思った」と母はやや後ろ向きに捉えていたみたいで、難しいわね親子関係とは、となるなど。わたしとしては些細なことで苛立ったり落ち込まなくなったりしてきたなと思っていたのだけれど……こればかりは捉え方なので難しい。

とりあえず、ホテルに戻る前に食べた串カツが美味しかったのでお土産選びに振り回されたのは全部チャラ。父が「親子二人旅に」と母にお餞別を持たせてくれていたそうなのでありがたく乗っかることにした。いつまで経っても親からしたらわたしはまだまだ未熟な子どもなのである。

串カツ美味しかった〜!
スタッフの方が動き回る中央の作業場を挟んで
向こうにいらした男性がcacaoという
関西のお笑いトリオのお一人に似ており、?!?!?!
となりながらカウンター下でこっそり
検索してしまった( 別人でした )


11月18日
大阪最終日。特にやることないねと話し、カラオケへ行く。初日に母から「この旅のなかで、カラオケに行きたいんだよね」と言われて「唐突だね?!?!」となったのだが、希望が回収できてなにより。お世辞にも上手いと言い難い母が気持ちよく好き勝手カラオケに行ける唯一の相手が娘なのだそう。そりゃなによりですわ。焼肉飲み屋旅行まで、おひとり様どんとこいの奔放な娘に対して、カフェにすら一人で行きたがらない母がカラオケに行くとは思わないし。これもまた親孝行になるなら良いこと。

なぜかここしばらく母がやたらback numberにハマっており、本人映像を観て華やぐ母を見ながら好き勝手交互に歌った。カラオケ、何年振り?

そこから駅周辺をぶらぶらして、たこ焼きを食べ、九州に戻る母とは新大阪でお別れ。
解散後、駅でふらりとノンアルコールビールを買い、新幹線ビールの実績を解除した。

旅は楽しいけれど、家の布団が一番好き。あと夫の「おかえり〜」を聞くと、あぁ我が家だ、と安心する。


11月23日
浮世さんはいはっとちゃんとnote会。
浮世さんとお会いするのは4回目、はいはっとちゃんは初めましてだった。もう年単位でnoteを拝読しているので、浮世さんのご生活に可愛らしい猫ちゃんが加わったことやはいはっとちゃんの素敵なネイルまで知っているのに、顔を合わせるのは初めてという不思議な時間。とはいえ、初めて集まったと思えぬほど、ほんとうに楽しかったー……!!!

人生初生牡蠣、海の味がした

年齢や仕事こそ違えど、仕事に対する向き合い方やキャリアプランとライフプランの話、文を書くこと、みたいに、深い話ができて嬉しかった。noteで文を書くときって、良くも悪くも好きなところだけ切り取れる。「こう見せたい」と思える自分でいられるのだけれど、結局その中にもその人「らしさ」みたいなのは滲み出てしまうわけで。そういった上でのお人柄に惹かれているのだな〜としみじみ感じた。浮世さんは相変わらず品があるお姉さまでいらっしゃりながらもユーモラスで( 文フリの表紙やタイトルが浮世さんらしすぎる&めちゃ良くて悶えた )あられるし、はいはっとちゃんはまったく別のお仕事をなさっているのにキャリアやライフプランにおいて共感できるところが多すぎて思わず手を取ってしまいそうだった。

境遇こそ違えど「自分もそうありたい」がお二人の考え方や生活の選び方に感じられて、「いい時間だったな……」と思いながら帰宅。

最高……と思いながらいつも通り熱めのお風呂にダラダラ入りながらnoteを書いていたら、ヒートショックの要領で急に血圧が下がり、文字通りぶっ倒れるかと思った。ガタガタ震えながら命からがら浴室を抜け出して水を飲み、夫にタオルを複数枚もらい、自分で脈を測りながらベッドで足を挙げて回復を待った。「今倒れたら夫がパニくる」だけの気持ちで動けたのでありがとう夫。そして落ち着いて経口補水液をUberしてくれて重ね重ねありがとう夫。
note会が楽しすぎて&ゆっくり飲んでいたので酔わなかったから忘れていたが、日本酒をはじめそこそこのアルコールを、しかもその日の食事一発目で入れていたのだった。皆さんもお気をつけください( ? ) それにしても楽しかった。

11月24日
休日ではないが、書き残したいことを書き残す日記なのでこちらも。定時ダッシュして、noteお友達のみちさんと都内で会う。

定期的にお会いしすぎている気がして、うれし〜と思っていたが、「前にお会いしたのいつでしたっけ?」と話していたらフツーに1年前で焦った。時の流れが早すぎる。
みちさん、ほんとうにお会いするたびに話したいことが増えるので不思議。最初は嫌われたくなさすぎて猫被りながらお会いしていたような気もするのだが、いつの間にか素でなんでも話してしまう。これはみちさんをはじめ、他のnoteお友達に対してもそうなのだが。
ここには書けないような自分の中にある仄暗い気持ちまで気付いたら話してしまっていた。基本的に上手いことぼかしつつ、でも書き残しておきたい気持ちは負の感情もやんわり書き綴っていたつもりでいたのだけれど、しっかりと読み取ってくださっていて笑う&ありがとうございますすみません仰る通りです、という感じ。みちさんの温かでありながら、心の底にふっっっとい信念が通っているところが好き。
共通のnoteお友達の話もするのだが、スタバで顔を突き合わせて優香ちゃんのお宅のうさちゃん🐇の写真を眺めている時間があって面白かった。ご本人不在の中で、他所様のお宅のうさちゃんを愛でる会。


11月26日
一人で過ごす休日。休日もだいたい平日と同じ時間にアラーム無しで目が覚める。そこからふわふわと二度寝三度寝と浅い眠りを繰り返し、起床。ここから図書館に行って買い物をして家事をして……というのが休日のルーティンすぎて、うわああぁと叫び出したくなる。同じ休日ばかりで気が狂いそう。気付いたらあっという間に老け込んでしまいそうな気がして。とはいえ、じゃあ何がしたいか?買い物?映画?カフェの新規開拓?と自分の心に問うもピンと来ない。アクティブに動きたいわりに、自転車で動ける以上の範囲の移動が苦手すぎる。

せめて、とto/oneのカラーマスカラを着けると急に気持ちがアガるのが分かった。黒っぽいけど光が当たると違いが分かるグリーン、かんわいい。こりゃええですわ。
そろそろ年を跨いだ先の予定が仕事で入り始めてきたので、仕事用の手帳を探しに行く。身近なところで良きものに巡り会えたのでうれしい。

2025はムーミン!

帰宅してからは夫の勧めで村田沙耶香の「信仰」を読んだ。気になってはいたが、初めての村田沙耶香。「あなたあまり琴線には触れないかも」と言われていたが、なるほど、なるほど……!!!!

好きとか嫌いとかではなく、ずっと、気持ち悪い、と思いながら、でも早く続きを読ませてくれ、読ませろ、と思いながら一気読みした。たしかに、これは、好き〜♡という感じではない。けれど、絶対に読んでおくべきだった。稀有な読書体験。この感覚は、岩井俊二監督の「リリィシュシュのすべて」を観たときのものに近い。真っ暗な夜明け前の部屋で、あっついカフェオレを飲みながら絶望的な顔をして「おはよう日本」を観た大学時代のあの日のことを、わたしはかなり鮮明に覚えている。この本もそういうふうに残り続けるのだろうな。
あと、こういうときに素直な感想をすぐ話せる人( 夫 )がもっとも近しいところにいてくれるのは最高だと思った。

11月30日
ふと思い立ち、夫とそれぞれ本の断捨離をする。
春には引越しを検討しているのもあり、一旦もう読まない本は手放してブックオフへ売ることにした。

左が夫、右がわたし。
これでも一部である。

わりと本を読むのが好きなほうだと思っていたが、わたしより夫のほうがよく本を読む。ゆえに結婚してから、本が2倍に増えた。お互い買いすぎてはならないと思っているので最近は図書館頼りだが、「新刊を買って還元せねば」と言い合って季節がめぐるごとくらいに数冊まとめて新刊を買っているせいか、変わらず本は多い。
趣味は微妙に違えど「これあなた好きそう」と勧めあっては読むのが楽しい。夫が断捨離候補に入れていた本を一部譲り受け、そのうえでブックオフへ。4500円くらいになった。ありがて〜

その後はお気に入りのお蕎麦屋さんで鴨なん蕎麦を食べ、鍋の具材を買って帰宅。自宅に備え付けの棚が多いのをいいことに、リビングを始め自宅のあちこちに本を並べていたのでちょっとスッキリした。
何度だって読み返したい本は沢山あれど、生涯読める本は限られているのだ、ほんとうに大事なものを吟味できてなにより。といっても、まだ段ボールにして一箱分はゆうに残っているのだが。あと定期的に届く仕事関係の学会誌を積読( ? ) してしまっているので整理せねばならない。ジワジワ引越し準備も進めたいところ。


予定でギチギチの12月が来る。走るぞ、師走🏃‍♂️

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